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ロボコン (2003年の映画)

ちょっとマニアックすぎるような。

今度は長澤まさみの初主演作である映画「ロボコン」を観てみました。

ロボコン

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この作品は「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」、通称「高専ロボコン」を題材にした青春物語となっていて、主人公らは高等専門学校の第2ロボット部の部員です。長澤まさみ演じる葉沢里美は居残り免除の条件として第2ロボット部に加わっただけなのですが、しばらくして熱意を持つようになり、バラバラだった他の部員も徐々に団結していく、というような話です。

第2ロボット部で設計を担当する相田航一を演じているのはなんと小栗旬なのですが、まだこの頃は無名だったのでしょうか。ブレイクしたのはこの映画よりもあとの2007年ということのようですね。決してかっこいい役ではないので、今の小栗旬には想像もできません。作品全体としても中学生くらいが観るといいのではないかという具合で、あまり一般の大人向けではない感じです。教育用か博物館の資料用かという変な雰囲気なのはロボコンの実況のトーンのせいでしょうか。

そんな中でも長澤まさみも新人としては頑張っていたのではないかと思います。本作で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しているということで、本作で彼女の輝かしいキャリアが本格スタートしたということになります。残念ながら興行収入は2億円とヒットと言うには程遠い結果となっていますが、テーマがテーマだけに仕方がないようにも思います。

Bumblebee

ターゲットは幅広く。

Michael Bay監督によってトランスフォーマーの世界が実写映画化されて、その変形シーンのかっこよさに私もしびれてしまったのは2007年、かれこれ12年も前のことです。当時最新のCG技術を駆使してリアルな姿のトランスフォーマーたちが沢山のパーツを複雑に動かしながら変形する映像は本当に驚異的なものでした。しかし人間の慣れというのは恐ろしいもので、後続のシリーズ作ではもっとリアルで複雑な動きを見せているにもかかわらず、それが当たり前のようにしか感じられないのだから作る側は本当に大変です。まあ、いかに自然に見せるかというのも腕の見せ所ということはあると思いますが、張り合いがないのはかわいそうです。

さて、そのトランスフォーマーシリーズのスピンオフ作であり前日譚でもある「バンブルビー」が先日公開され、なかなか高い評価を得ているようだったので私も期待してみてきましたが、これはたしかになかなかの作品だったと思います。本作はトランスフォーマーのオートボットたちが地球にやってくる前、サイバトロン星でディセプティコンと激しい戦いを繰り広げているところから始まり、先遣隊としてバンブルビーが単身地球に降り立って物語が進展します。この話の中で、どうして彼らが地球に来ることになったのか、バンブルビーが声を失ったのはなぜか、バンブルビーの名前の由来、などが明らかになります。サイバトロン星でも地球の乗り物の姿をしているのは謎ですが、それは映像作品としての都合上仕方がないでしょう。

バンブルビーが地球に到着したのは1987年、場所はカリフォルニアということになっており、80年代のサンフランシスコなどの風景が描かれています。そして、BGMなどには80年代の音楽が多用されており、またしてもおっさんホイホイの様相を呈しています。サントラにもThe Smiths、Howard Jones、Bon Jovi、Duran Duran、a-ha、などなど往年の人気グループが目白押しといった状態です。つい先日の「キャプテン・マーベル」も音楽で楽しませてくれましたが、今度はさらに8年さかのぼり、まさに私が学生時代に聞いていた曲ばかりでとても懐かしくなりました。当時の私は本作の主人公Charlieとちょうど同じくらいの年齢だったので、そう思うと親近感が湧いてしまったりもしましたが、それは錯覚ですね。

そのCharlieを演じているのはHailee Steinfeldですが、80年代という舞台に合わせたファッションになっているので落ち着いた感じで、とても可愛らしいです。Haileeの実年齢は22歳なので役柄よりちょっと上になりますが、それほど違和感はないのではないでしょうか。なお、歌手としても活躍している彼女なので本作の主題曲も歌っていますが、映画の雰囲気にはちょっと…

Pacific Rim: Uprising

難しいことは考えなくても。

前作「パシフィック・リム」が良すぎたのか何なのか、その続編である「パシフィック・リム: アップライジング」はあまり評判が良くなくて、公開当時他に観たい映画があったためか私はロードショーで観るのを見送ってしまっていたのですが、先日Amazon Prime Videoで観られるようになっているのを見つけたので観てみたところ、思ったよりも楽しむことができました。

前作から引き続き登場している人物が限られているので、物語の連続性はあまりないのですが、日本の人にとっては菊地凛子が演じる森マコが事務総長となって再登場しているのが嬉しいところでしょうか。今回は脇役に過ぎませんが、それなりに重要な役割を帯びています。また、主人公のJake Pentecostを演じているのは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でFN-2187/Finnに抜擢されて一躍スターとなったJohn Boyegaで、相変わらずとぼけた感じの役柄ですが、本作にもぴったりのように感じました。

しかし、本作では監督が交代してしまっていることもありますが、作品のテーマが大きく変わってしまっていて、前作に比べるとお茶の間レベルというか、テレビドラマのような軽い感じの作品になってしまっているように思いました。ちょっと都合が良すぎるというか、「そんなのでいいのか?」というようなところも多々ありましたし、中国での受けを狙いすぎているのが鼻につくということもあります。

とはいえ、本作がつまらないかといえばそんな事はありません。それなりに山場は作られていますし、かっこいい巨大ロボット、Jaegerも多数登場して戦闘シーンもたくさんあります。ただ、いい映画かというとそれはどうかな、ということなのですが、気楽に楽しめばいいのではないでしょうか。映画館で1800円払うには見合わないかもしれませんが、少なくともその辺のテレビドラマよりはよくできているので、多少でも関心のある人はPrime Videoで観られる今のうちに観ておくのがいいのではないでしょうか。

パシフィック・リム/アップライジング(字幕版)

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