Jumanji先日映画「ザスーラ」を観たときに舞台が宇宙かジャングルかというだけで設定がほとんど同じだということで、もう一度観てみたいと思っていた「ジュマンジ」なのですが、主役の一人の女の子が実はElizabethtown以来気になって仕方がないKirsten Dunstだったということを知り、我慢しきれずに借りてきてしまいました。

ジュマンジ コレクターズ・エディション
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2006/11/29)
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この映画は1995年の公開ということですから、かれこれ10年以上も前の作品ということになります。私が前回観たのもまだDVDなど一般にはない頃のことなので、内容もあらすじ程度にしか覚えておらず、結構楽しんで観ることができました。そのあらすじはといえば、19世紀の人があまりの恐ろしさに地中深くに埋めたJumanjiという名のゲーム盤を、そのちょうど100年後の工事現場で少年Alanが見付けてしまい、そのすごろくのようなゲームのプレイを始めてしまったところ、進んだコマに応じたメッセージによってゲーム盤の中に吸い込まれてしまい、一緒に始めたSarahはコウモリの群れに襲われて家を飛び出しそのまま…。さらにその26年後に同じゲームを見付けてしまったJudyとPeterの姉弟もプレイを始めてしまいますが、その不思議なゲームは一旦始めてしまうと最後までやり遂げなければ元に戻らないということで、次々と襲いかかる災難に勇敢に立ち向かう…というような感じです。冒頭にも書いたとおり、舞台がジャングルだというだけであらすじはザスーラとほとんど同じですね。

Kirsten Dunst as Judy Shepardしかし今の私にとって重要なのはJudyを演じているのが12,3歳の頃のKirsten Dunstだということです。まあ私はロリコン趣味はないつもりなので、この12,3歳の少女自身にはさしたる興味もありませんが、やはり小さい頃からKirstenは輝いていたんだなあ、と。演技力もさすがというか、3歳からモデルをやっていたということですでにこの時で芸能生活10年近いわけで…

それはさておき、10年以上前の映画とはいえ、SFXを担当していたのがGeorge LucasがStar Warsの製作のために設立したILM(Industrial Light & Magic)ということで自宅がジャングル化したり洪水に見舞われるというような効果はなかなかの迫力と臨場感です。CGIに関しては最近の映画を見慣れた目からすると稚拙に感じてしまうところもありますが、CGI無しには成立しない場面も多々ある映画なので、重要な役目を果たしていることは間違いありません。

そういえば主演はRobin Williamsなのですが、彼らしいコミカルな演技を見ていると彼でなければ他の誰ができるであろうかという気になってきます。共演のBonny Huntの名前は最近どこかで聴いたと思ったら、カーズで主人公のLightning McQueenと恋に落ちる相手のSally Carreraの声の人でした。といっても私は吹き替えでしか観ていないのでBonnieの声は聴いていないのですが…

ということで、愛しのKirstenはともかく、ちょっと古い映画も久しぶりに観てみると結構楽しめるものだということがわかりました。これもひょっとしたら私の記憶力のなさのおかげなのかもしれませんが、こうなると「観たい映画がない」というようなことは一生なさそうですね。一度観たものでなくとも過去の作品で見逃しているものは山ほどありますし、特に以前は見向きもしなかったようなジャンルの作品が年齢と共に楽しめるようになってきましたし、話題の最新作ばかり追いかけず旧作を楽しむというのもなかなかいいものかもしれません。