これまでPCで使用していたグラフィックスカードがアナログ出力しか備えていなかったので、液晶モニタの接続にはアナログケーブルを使用していたのですが、さすがにUXGAともなると微妙なボケが避けられないのと、Windowsの時とFreeBSDのXFree86の時とで出力信号が違うために、切り替えて使用するごとにAuto Settingのボタンで調整させる必要があるという問題がありました。
そこで、ゲームをするわけではないので特に高速なカードは必要ないけれども、とりあえずDVI出力のあるカードが欲しい、ということで、地元のPCパーツショップで玄人指向GFX5500-A128CLというカードを購入しました(地方都市なので選択肢が少ないのです…)。nVIDIAのGeForce FX 5500を搭載しているのですが、これまでGeForce4 MX 440のカードを使用していたので、移行に苦労しないだろうということと、nVIDIAはFreeBSD用にも純正のドライバを供給してくれているということが選択の理由です。
とりあえずWindowsでのセッティングはほぼすんなり済んで、すぐに使用することができましたが、やはりFreeBSDの方はそれなりの苦労がありました。とは言っても、先人の苦労の跡がウェブ上に残っているので、それを頼りに同じことをすれば済むわけですが、全く同じチップの人がいなかったので検索にも一苦労でした。とりあえず一番参考になったのはFreeBSD 上の XFree86 4.3.0 で DELL 2001FP HAS を DVI-D 接続して使うというページですが、今見るとそのものズバリのタイトルですね。
というわけで、ちょっと楽しめた(?)のは意外な収穫だったわけですが、やはりDVI接続はきれいだし楽です。1ドット1ドットがクリアで実に気持ちがいいです。やはりこうでないとUXGAの真価は発揮されません。

と、FreeBSDでもまともに使えるようになったかのような表現になっていますが、実はまだ裏でcoreを吐いて落ちるプログラムがあるとか、KDEが起動できないという問題が残っていて、今はEnlightenmentは使えているのでそれで我慢しているような状態です。近いうちになんとか解決できるといいのですが。

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