Internet Watchによると、第3の商用ウェブブラウザOperaにこの1ヶ月で4度目となる脆弱性が発見されたそうです。この脆弱性によりURLを詐称できるということですので、フィッシング詐欺に会わないよう、Operaを使用している方は悪意あるウェブサイトには気を付ける必要があります。最新版でも

回避策は「信用できないサイトのリンクをクリックしないこと」以外にはない

とのことです。

軽量で動作も軽快なので私も一時期Operaを使用していましたが、Mozilla Firebird(現在のMozilla Firefoxがリリースされてからは専らこれを愛用しています。Operaの無料版では片隅に表示される広告が邪魔であったのと、やはりオープンソースであるというのが安心なので、動作の軽快さには遜色のないFirefoxを選択しました。また、WindowsとFreeBSDを行ったり来たりする私の場合にはどちらの環境でも同じものを使用したかったので、OperaのFreeBSD版のバージョンがなかなか上がらなかったというのも一因です。

職場のPCには好きなものを勝手にインストールできないので、仕方なくIE6.0を使用していますが、タブが使えないということがこんなにも不便なものかとイライラしながら、その設計の古さを感じています。WindowsXPももう2年も前のOSですからねぇ…うちの会社ではまだまだWindowsNTが現役バリバリですが。

Netscapeが脱落したことでMicrosoftのブラウザ開発の熱は一気に冷めてしまったようですが、セキュリティを含めた技術の進歩のためにも各者しのぎを削って欲しいものです。

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