PS3やっぱり男の子ですから。

我が家の長男がついにPSPというゲーム機を手にしたのは今年の正月のことでしたが、その時同時に購入したゲーム「モンスターハンターポータブル3rd」(モンハン)は今でも地道に続けています。当初の約束の「1日30分」というのも今でも基本的に守り続けているのですが、誕生日は無制限とか、テストで100点を取ったら3日間は60分とか、何かにつけてご褒美として時間を延長するようになっています。

このモンハンにはゲーム機を持ち寄ると4人まで同時に協力してプレイすることができるのですが、その楽しさは一人でやるときの比ではない、という事で次男の方も欲しくなってしまい、結局次男もこれまでに貯めたお年玉などの中から購入していたのでした。実はこのモンハン、私も子供たちと一緒に楽しんでいて、特に次男が購入してからは子供と一緒に狩りに行ったりしていたのですが、こうなるとやっぱり親子3人で同時にプレイしたくなってくるものです。

しかし、つい先日発表されましたが、今年の12月17日にはPSPの後継機となるPS Vitaが発売されることがわかっています。このPS Vitaでは画面の解像度が4倍に向上していたり、タッチパネルやカメラが装備されていたりと大幅な機能アップが図られており、どうしてもこれが出ると知りながら現行機種を購入するという気にはなれません。

そんなところに、PSP Remasterなる名前でPSPのゲームをPlayStation 3(PS3)で高画質で楽しめるようにしたという「モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.」(モンハンHD)なるものが発売されました。また、PS3本体もこの夏に5000円の値下げが行われており、まさに買い時、でも妻はいい顔しないだろうな…と思っていたらどういうわけかそうでもなかったので、ついに購入してしまいました。

PlayStation 3 (160GB) チャコール・ブラック (CECH-3000A)
メーカー:ソニー・コンピュータエンタテインメント
ソニー・コンピュータエンタテインメント (2011/07/04)
ISBN/ASIN:B005A29UFY

実は結構前から欲しかったんですよね。PS3が最初に発売されたのは2006年11月なので、もうすぐ5年が経とうかというところですが、今でもその性能はライバルのXBOX 360にも劣るものではありません。この5年の間にコストダウンや消費電力の削減などは行われていますが、性能自体は全く変わっていないだろうと考えると、発売当初はまさに桁外れの性能だったということになります。ゲームそのものはともかく、液晶テレビやBDプレイヤーなどはメニュー操作のたびにいちいち待たされてイライラさせられることがありますが、PS3では各種操作もいたってスムーズで全くストレスを感じることがありません。まあ有り余る性能を持ってすれば当然ではあるのですが。

私がPS3で注目していたのはフォトビューワーや音楽、ビデオのプレイヤーとしての機能ですが、これらもパッドでの操作にやや難はあるものの、スライドショーは非常に美しくなめらかで、音質なども申し分有りません。LANでPCに接続されていればPC内の動画や音楽も再生できるというのも便利です。またPicasaFacebookの写真も見ることができるというのもいいのではないでしょうか。

さて肝心のモンハンHDはメニューなどはPSPの解像度のままなのがちょっとがっかりしてしまうところですが、プレイ画面は高解像度の美しい画面で大迫力の映像です。被写界深度の設定なんていうものもあって遠方のものがぼやけて表示されるようにもできるのですが、これはPS3の能力を発揮しているところなのでしょう。実際は遠くにあるものもはっきり見えた方がゲームは有利なはずですが、全体があまりにくっきりしていると情報過多で目が疲れるような気がするので、ぼやかしておいたほうがいいかもしれません。また音響もPSPのものとは比べものにならないテレビのスピーカーを通しているため迫力を増しています。

ということで、今のところモンハンHD以外のゲームは購入していないのですが、それだけだとなんだかもったいないような気がして他のゲームも欲しくなってしまいますね。また、つい先日日本でもサービスを開始した「Hulu」もPS3で見ることができるようになるらしく、これもちょっと楽しみなところです。