LEGOこれは参りました。

先日観た映画「LEGOムービー」では「決められた通りに作るだけではなく自由に楽しもう」というメッセージが伝えられていましたが、レゴの魅力はキットの説明書の通りに組み立てていくと出来上がる、というその過程や、工夫に富んだパーツの組み合わせなどにもあると思いますし、また基本的なブロック以外はキットの形でないと入手が難しいということもあるので、やはりキット自体の魅力というのも重要だと思います。

レゴのキットには様々なシリーズがありますが、その中でも高い人気があるのがスター・ウォーズのシリーズです。そのシリーズに今年の新作として、マイクロファイターという製品群が加わったのですが、これらが非常に魅力的で、かつ価格も手頃なので私は既に2つ購入してしまいました。中でも一番欲しくて手に入れたのが75030マイクロファイター”ミレニアム・ファルコン”で、その次に買ってしまったのが75032マイクロファイター”Xウィング・ファイター”です。

どちらのキットも部品点数100ピース弱の小さなキットですが、アメリカでの価格は$10を切っており、ちょっと何かを我慢すればいいと思えるような非常に買い求めやすいものになっています。どうやら日本では若干高い値段になっているようですが、もちろんそれほど大きくは違わず、手頃であることは変わらないでしょう。

しかしその価格以上に、このマイクロファイターシリーズの魅力的なのはなんといっても可愛らしいデザインで、スター・ウォーズに登場する戦闘機などをデフォルメして、ミニフィグを座らせることができるようにしてあるというのにはまんまとやられました。スター・ウォーズファン以外にとっては何ということもないかもしれませんが、私には抗い難い可愛らしさです。中でもやはりミレニアム・ファルコンが一番ですが、その他の製品もそれぞれ良いと思います。

シンプルなキットなので組み立てるには30分もかかりませんが、毎度のことながらパーツの組み合わせは非常に上手く考えられていて、私は感心しながら組み立てていました。見えないところも複雑な組み合わせになっているのは子どもが遊ぶ場合に必要な強度も考えた上のものなのでしょう。今ふと考えたのですが、レゴのキットも耐久試験などがあるのでしょうか。出来上がりの見た目が良ければいいという単純なものではないのは確かでしょう。

私が購入したものを見て、次男が75033マイクロファイター”スター・デストロイヤー”75031マイクロファイター”タイ・インターセプター”が欲しいと言い出したので「自分で買いなさい」と言っておいたのですが、小学生でも小遣いをちょっと貯めれば買える価格というのはやはり良いかもしれません。まあ私ももう一つ買うならスター・デストロイヤーやタイ・インターセプターかなあと思っていたのですが、次男が買うというならやめておきましょうか。最初はいっその事$60の6個セットを買ってしまおうかと思ったくらいなのですが。