台湾旅行中にふくらはぎの肉離れになるというのはまさしく痛恨の極みで、その時はこんな軽傷で済むとは思っておらず、前回のように全治6週間などとなると大変なので、少しでも軽く済ませようとちょっと必死になっていました。そんな時に偶然、応援している地元SVリーグチームのヴィクトリーナ姫路の公式Instagramの投稿で選手が愛用しているというふくらはぎ用サポーターが紹介されているのを見つけて「これだ!」と飛びつき、次の瞬間にはAmazonで購入していました。
そのサポーターというのがザムストのカーフスリーブというものです。スポーツ選手やちょっとイキったおっさんたちが着けているのを見たことがありますが、スポーツとはほぼ無縁な自分が着けてみようと思ったことはなかったので全く考えが及びませんでした。しかし、筋肉が損傷した時というのはまさにサポーターの出番であろうということで、購入してみることにしたのでした。ちょっと調べてみただけでも類似製品はいくつもありましたが、もともとそんなに高価なものでもなく、価格的にはどれも大きく違いがなかったので、せっかくなら選手が使っているものが間違いないだろうと同じものにしました。
実際に使用するのは台湾からの帰国後となったのですが、装着して歩くと確かに楽です。筋肉がしっかりと保持されているような感覚で、不安感が薄れるようでした。筋肉の無駄な振動を防ぐことにより、筋肉の疲労を抑えるような効果もあるとのことで、これが癖になってしまうという人もいるようです。
しかし、調べてみると常に着けているのはあまり良くないという指摘もありました。ふくらはぎを締め付けることで血行が悪くなるため、筋肉の修復が遅れるという問題があるということで、寝ている間などにつけることはお勧めしないとのことです。ひいては筋力の低下につながりかねないということですが、さすがにスポーツ選手なども寝ている間までは着けていないと思いますが、癖になっているという人は気をつけた方がいいかもしれません。また、血行が悪くなっているということなのかもしれませんが、私は長時間歩いた時に足がだるく感じるのがなんとなく早いように思います。ただ、これは何かと比較したわけではないので、単に肉離れの影響という可能性もあります。
ということで、何事も極端なことは避けるべきだと思いますが、運動する時にこのカーフスリーブを使うというのはいいのではないでしょうか。また、エコノミークラス症候群の予防やむくみ防止にも良いとのことなので、肉離れが治った後も旅行の時などに着けてみたいと思います。