シリーズの最初の作品「プレデター」で予習をして臨んだ「プレデター:バッドランド」、もう最初に言ってしまいますが、とても良かったです。特にIMAXで観ることができたので映像はとても美しくダイナミックでしたし、惑星に生息する未知の生物との緊張感と激しいアクションを堪能できました。

また、やはりElle Fanningが素晴らしかったです。Elleには「Super 8」ですっかり魅せられてしまった私ですが、今回は一人二役に挑んでおり、Thia役もTessa役もそれぞれ異なるキャラクターをハッキリ演じ分けていて、特にThiaの笑顔は非常に魅力的でした。

なお、この作品には人間は1人も登場しません。プレデターことYautjaのDekとその父と兄、Weyland-Yutani社のアンドロイド(synthetic)、そしてThiaによってBudと名付けられた生き物だけです。アンドロイドたちの見た目は人間そのものですが、男性型はCameron Brownという俳優が演じているモデルだけなので、同じ顔のものがうじゃうじゃと登場します。でも同じ顔のアンドロイドがたくさんいても、そうと気づくまではそれほど気にならなかったのは私に何かが欠けているということでしょうか。

Dekが放り出される惑星Gennaの生態系は非常に過酷で、植物や虫ですら攻撃的で暴力的ですし、遠景では巨大な芋虫のような得体の知れないものが蠢いていたりしますが、そこに現れたBudは愛らしく、癒しを与えてくれる存在です。そのBudも正体がわかってみるとなかなかですが、彼女(?)もこの作品のキーになるキャラクターです。

結局、40年近く前の「プレデター」はほとんど何の参考にもなりませんでしたが、そのほかでもシリーズを観ていなければわからないというところは特になかったと思います。ただ、本シリーズの過去作を観ているとニヤリとする場面もあったりするようですし、「エイリアン」シリーズとも関わりがあるので、そちらも今からでも観るべきなのかもしれません。とはいえ、私はホラーが苦手なので「エイリアン」はちょっと辛いのですよね…これまでに何度か観ようとして途中で挫折するのを繰り返していますが、次こそは観ることができるでしょうか。