今日は妻が「Birkenstockの靴が欲しい」というので、Googleに教えてもらった「マスター・オブ・シューフィッターのいる店」という謳い文句の、隣町の靴屋に行ってきました。つまり「靴合わせの達人」がいる店ということなのですが、実際行ってみるとそのマスターが一人いるだけでした。Birkenstockを扱っているということで行ってみただけで、しかも妻も友達に薦められたというだけの軽い気持ちで、デザイン優先で考えていただけなので、ちょっと敷居が高いかなという気もしたのですが、見るだけならタダだろうということで入ってみました。

マスターとは言っても靴職人ではなく、あくまで売り手なので物腰柔らかに親切に色々説明してもらえて、適当に子供の相手までしてもらえました。また、やはりこだわりを持って靴を扱っているので、普通の靴屋にはないような足裏の荷重分布を見る機械で分析して、妻に合う靴を選んでくれました。結局、最初の考え方が甘かったのだということがわかり、もうちょっと真剣に考えてから、ということになってしまって、買わずに帰ってきてしまったのですが、しっかりサイズを測ってもらえたのでマスターには悪いけれどネット通販で買ってもいいかな、というような感じです。

所詮靴なんて定価以上で売るということはないので、どんなにサービスを充実したところで数が売れなければ儲けにはならないのですが、真面目に商売しているマスターには気の毒なような気もします。店の方も儲かっている様子ではありませんでしたが、本当はこういう店こそが客のことを考えていることになるので大事にしなければならないのですよね…できればマスターの店で買いたいと思いますが、実店舗では品揃えで通販には敵わないのが辛いところです。

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