昨日は幼稚園の行事「8kmハイキング」ということで、8kmの道を子供と一緒に歩いてきました。ハイキングとは言っても歩くのは舗装された道路ばかりなので、ただただ歩くのみです。私の子供は先生の先導について友達とどんどん進んで行ってしまうので、結局私は他のお父さんと喋りながら後をついて行くしかありませんでした。年長なので先頭集団に入って休まず歩ききりましたが、全員がゴールに辿り着くまでには1時間以上かかりましたので、後ろの方の子のペースで歩くのは親の方も大変ではないかと思います。

毎日片道2.5kmを徒歩で通勤していることもあって、基本的に歩くのは平気な私ですが、一気に8kmを歩くというのはやはりそれなりに疲れるものです。子供にとってはそれ以上に大変なことなのではないかと思っていましたが、毎日元気に遊んで体力もあるのでなんともなく、目的地に着いたあとも川や広場で友達と目一杯遊んでいました。あの小さな体のどこにそんなエネルギーが蓄えられているのかと思ってしまいますが…さすがに夜ベッドに入ったあとはあっという間に眠りに就いてしまいましたが、私の方も耐えられず一緒にそのまま朝まで眠ってしまいました。

そういえば卒業旅行で友人らと4人でヨーロッパに行った時には毎日10km程度を歩いていたようですが、石畳のところが多かったので余計に疲れがきました。アスファルトが柔らかいものだということはあの時に初めて実感することができましたが、石畳の場合には人間と同じように車にも負担がかかるのでしょうから、ヨーロッパの道路で鍛えられた車の足回りはやはりタフなのでしょう。最近、ローマで車がスリップするなどして危険だということで石畳が撤去されるというニュースがありましたが、これも無関係ではないかもしれません。歴史あるものが文明の犠牲になるようで残念ですが、仕方のないことなのでしょう。掘り返した石は別の場所で再利用されるというのがせめてもの救いです。

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