あー夏休み小学校1年生の長男が今日で1学期を終え、初めての通知票を持って帰ってきました。まずこの通知票でちょっと驚くのが、評価が「できた」と「がんばろう」の2段階しかないことです。ウチの子は全項目「できた」だったので、どの程度の割合で「がんばろう」が付けられるのかもわからないのですが、たったの2段階では張り合いも何もあったものではありません。ただしその分評価項目が細分化されていて、1学期は24項目、2学期は26項目、3学期は24項目となっており、学期ごとにその評価内容も変えられているというのはなかなかいいことかもしれません。それでも全部が「できた」では意味がないような気はしますが。

また、夏休みといえば宿題がつきものですが、これにもかなり驚かされてしまいました。というのも順に挙げると、国語と算数のプリントが各3枚、絵日記も3枚、読書感想文か生活作文が原稿用紙2~3枚、本読み、計算カード、アサガオの世話と観察(記録用紙1枚)、工作・ポスター・自由研究の中から1つ、というような内容で、項目は色々あるもののそれぞれの分量がかなり少なく、私もちょっと拍子抜けしてしまいました。すでにウチの子はプリントを全部やってしまったといいますし、もう少しあってもいいのではないでしょうか。まあ、私も自分が1年生の時の宿題なんて全く覚えていませんし、2年生以上になればそれなりに増えるのかもしれません。

そして夏休みの朝はといえば、カードにシールやスタンプを押してもらうラジオ体操もなくてはならないものと思っていましたが、これも何とわずかに5日、7月中の平日にしかやらないそうです。確かに私も子供の頃はかなり嫌々行っていたように思いますが、だらけてしまいがちな夏の朝、早起きするためのきっかけにはいいものと思っていたのに何ともやる気のないことです。これは地域により差があるのかもしれませんが、ひょっとしたら全く廃止されてしまったところもあるのではないでしょうか。

これまで文部科学省が掲げ批判を浴びている「ゆとり教育」というのがどういうものなのかよくわかっていませんでしたが、これらがそのゆとり教育による影響なのだとしたら全く勘違いも甚だしいことだと思います。遊ぶ時間もないほどに宿題を詰め込むというのは問題ですが、毎日30分程度でも机に向かうための課題を与えてもいいのではないでしょうか。仕方がないのでその分ドリルでも買ってやらせることにしますが、足りないと思うなら親が補え、ということなのでしょうか。

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