横山剣前作「Soul Punch」が聴けば聴くほど良く思える素晴らしいアルバムに仕上がっていただけに待ち遠しかったクレイジーケンバンドのニューアルバム「GALAXY」が今日発売されたのですが、幸いなことにその日のうちに聴くことができました(M君ありがとう!)。

GALAXY
GALAXY

posted with amazlet on 06.09.20
クレイジーケンバンド FIRE BALL PAPA B
サブスタンス (2006/09/20)

今も聴きながらこの記事を書いているところなのですが、今回も実に濃厚な作品になっています。これだけの曲をわずか1年の間に作り上げてきてしまうだけでなく、他の歌手らにも楽曲を提供するなど非常に精力的に活動を続けており、そのエネルギーとイマジネーションは一体どこから湧いてくるものなのか、ただただ感心するばかりです。先にリリースされたシングル「メリメリ」を聴いて抱いていた期待は全く裏切られることがありませんでした。

相変わらず重厚なサウンドに軽薄な歌詞を載せたそのバランス感覚がある意味絶妙なところもCKBの魅力なのだと思いますが、アルバムに収録されているどの曲を取っても一切手抜きがなく、音の多彩なところはこれまでのどのアルバムをも凌いでいるのではないでしょうか。この歌詞が受け付けられず好きになれないという人もいるようなのですが、これが理解できない人は本当に可哀想だと思ってしまいます。

それにしてもCKBもやはりライブで聴き、一体感を楽しむのが一番なのですが、今回のツアーはあまり近くに来てもらえないようなのが残念です。とりあえず追加公演に期待することにしますが、鰻登りの人気でなかなかチケットも取れないようです。ニューアルバムに合わせて公式ブログも始まっているのでウォッチしておきたいと思います。

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