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Mamma Mia! Here We Go Again

大した話ではないのに最後まで観てしまいました。

映画「マンマ・ミーア!」を観てからしばらくの間ABBAの音楽をよく聞いていた頃から、いつの間にか10年の歳月が流れてしまい驚くばかりですが、その10年ぶりの続編「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」が公開されたのは昨年夏のことでした。最初はこの作品も劇場に見に行くつもりだったのですが、他の作品との優先順位かタイミングを逃してしまいました。本ブログをさかのぼってみるとどうやら「カメラを止めるな!」が地元にやってきたり、「アントマン&ワスプ」が公開されたりといった時期だったようです。結局そのまま忘れてしまっていたのですが、このゴールデンウィークにAmazon Prime Videoを見てみると本作がプライム会員特典の対象になっていたため、連休後半に自宅でのんびりしているときに観てみることにしました。

マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー (字幕版)

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本作では前作に引き続きAmanda Seyfried演じるSophieが主人公ですが、25歳の役に対してAmanda自身は撮影当時すでに30歳を過ぎており、若干年齢が隠せないようなところがありました。また、Sophieの1年前に亡くなった設定の母親であるDonnaはMeryl Streep、さらにその母親RubyはCherがそれぞれ演じていますが、この2人の女優の実年齢差はわずか3歳しかなく、さすがに無理があって私も一瞬混乱してしまいました。

また、現代の話と並行してDonnaが大学を卒業してから島にやってくるまでの20数年前の話も描かれます。ここで若き日のDonnaを演じているのはLily Jamesですが、快活な役柄もあって非常に魅力的な女性に見えます。ただし、短期間に3人の男性と立て続けに恋に落ち、結局誰が娘の父親かわからないというのはいただけませんね。まあそれは設定上の必然なのですが。

なお、今作でもSophieの3人の父親候補としてPierce Brosnan、Colin Firth、Stellan Skarsgårdが引き続き登場しますが、前作で私が苦言を呈してしまったPierceが歌うシーンは今回は目立たず、ちょっと声が弱かった程度で大きな問題は感じられませんでした。今回は彼らの若い頃を別の若い俳優陣が演じていることもあり、登場シーンとしてもあまり多くはないからかもしれません。

ところで、本作の副題「ヒア・ウィー・ゴー」とはどういう意味で言っているのかよく分からなかったのですが、原題では”Here We Go Again”となっており、ここでagainを省略してしまうとちょっと意味が変わってしまって伝わらないのでした。どうしてこう中途半端なことをするのかと、また邦題に文句をつけてしまいたくなりますが、これはこれでなにか考えがあってやっていることなのでしょうね。私もそう思わないと納得できません。

A Star Is Born (2018)

Gaga本人の実話ではないかと思えるほど。

先日の「ボヘミアン・ラプソディ」に続いて音楽に関する映画になりますが、今日は「アリー/スター誕生」を観てきました。この作品は1937年の映画「スタア誕生」の3回目のリメイクになるとのことですが、1937年版と1954年版はハリウッドの映画界を舞台としていたのに対し、1976年版と今作は音楽界に舞台を移したものとなっています。そしてもちろん細かい設定は現代的なものにアレンジされているので、原案程度のものなのだろうと思います。ちなみに1937年版はすでにパブリックドメインとなっていてYouTubeなどでも全編を観ることができるようになっているので、近いうちに観てみたいと思っています。

本作は人気歌手Jackson MaineとAllyが偶然の出会いから惹かれ合い、Allyの歌に惹かれたJacksonが彼女を自分の舞台に上げてAllyの作った歌をデュエットさせたことがマネージャーの目に止まって、トントン拍子でAllyもグラミー賞の新人賞を取るまでになり…という成功と苦悩と悲しい愛の物語です。

Jacksonを演じているのはBradley Cooperですが、本作はBradleyの初監督作品でもあります。主役を演じながら自ら監督するというのがどういうものなのか私には想像もできませんが、この作品ではさらに主題に深く関係する歌を歌っているのですから凄いことです。Bradley Cooperって歌手でもあったかな、と思うほどに歌も上手いのですが、天は二物をなんとやらというのは何だったのでしょうか。

そしてもうひとりの主役Allyを演じるのがLady Gagaであるということで本作は話題になっているのではないかと思います。もちろんGagaは歌手なので歌唱力を大いに発揮しているわけですが、演技の方もかなりのものではないでしょうか。複雑な感情の表現が求められる役柄であるのに、実に見事かつ自然に演じきっていました。批評家からも高い評価を得ているようで、本作自体はRotten TomatoesのTomatometerは90%ということですから、これはもう絶対的な傑作と呼んでも良いはずです。ただ、Gaga自身の映画出演はこれが初めてではなく、これまではそう目立った活躍でもなかったことを考えると、本作の役柄が本人に上手く合ったということなのかもしれません。とはいえ、本作での演技については私も手放しで称賛したいと思います。

ということで、長い年月をかけて4回もリメイクされるというのも凄いことですが、これだけ成功したリメイクもなかなかないのではないでしょうか。なお、今回のリメイクにあたって当初はBeyoncéの主演が予定されていたそうですが、それが実現していたとしたらまた違ったものになっていたでしょうね。それもまた観てみたかったような気がしますが、それは叶わぬ夢ということで夢想するに留めるしかありません。

Begin Again

自分にも楽器の一つでもできたら。

今年の盆休みは前半にちょっとした旅行に行っていたということもあり、その後は自宅からあまり出かけずにおとなしく過ごしているのですが、Amazon Prime Videoで立て続けに何本もの映画を観ています。連休前に「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」を観たので、これまでのシリーズ1作目から5作目までを続けて観たり、これまでに観たことのある映画を振り返ってみたりもしているのですが、1作目の「ミッション:インポッシブル」がさすがに20年以上前の作品なのでTom Cruiseもかなり若くて驚いたり、内容もほとんど覚えていないので結構楽しめます。

また、Amazon Prime Videoは基本的に無料なので、ちょっとでも関心を持った作品をつまみ食い的に観てみて、好みでなかったら途中でやめてしまうということも気兼ねなくできてしまうので、映画の楽しみ方もだいぶ変わるような気がします。新作のプロモーションのために関連作品が加わったり、プライム会員特典で無料で観られる作品は結構入れ替わるので、映画そのものが嫌いにならない限り見飽きてしまうというようなこともないでしょう。

ということで、今回観たのは「はじまりのうた」という2013年の作品(日本公開は2015年)で、ニューヨークの街で落ち目の音楽プロデューサーと失恋の痛手で故郷へ帰ろうとするシンガーソングライターとが出会い、自分たちのアルバムを作り上げるまでを描いた物語です。

はじまりのうた BEGIN AGAIN(字幕版)

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本作では主人公のシンガーソングライターGretta JamesをKeira Knightley、プロデューサーDan MulliganをMark Ruffaloがとてもいい感じで演じていて、この二人のおかげで落ち着いた作品になっているのではないかと思います。また、話題性があるのはMaroon 5のボーカリスト・ギタリストであるAdam LevineがGrettaの元恋人Dave Kohl役で映画初出演しているということでしょう。演技は若干素人っぽいところがないでもありませんでしたが、歌う場面はさすがです。なお、この作品で象徴的な役目を担って歌われているLost StarsはMaroon 5のアルバム「V」のデラックス盤にボーナストラックとして収録されていました。

この作品の監督John CarneyももともとロックバンドThe Framesでベーシストをやっていたということらしく、音楽をテーマにした作品を多く手がけているようです。本作でも音楽に対する愛情はひしひしと伝わってくるものがありました。また、舞台となっているニューヨークの街角の風景をとても格好良く切り取って映像にしていましたが、監督自身はアイルランド出身ということなので、ダブリンを舞台にした「ONCE ダブリンの街角で」ではどのように描かれているのか興味が湧いてきました。この作品も現在Prime Videoの対象となっているので、今のうちに観ておきたいと思います。

ONCE ダブリンの街角で (字幕版)

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