Malm ベッドサイドテーブルさて、中には何をしまいましょうか。

先日、職場で受講している英会話の授業で各種企業のブランドについて取り上げられていて、その中の一つにスウェーデンの家具店IKEAが含まれていたのですが、一緒に受講している同僚のE君はその名を見るなりいきなりしかめっ面をしました。E君はどうやらIKEAの品質に不満があるらしく、安かろう悪かろうの代表のように思っているようです。私はIKEAは好きでよく行くと言ってもその態度はほとんど変わらなかったので、よほど嫌な思いをしたのでしょう。

私自身はIKEAの品質についてはさほど期待しておらず、北欧のシンプルなデザインの家具が手頃な値段で購入できるというだけで満足しているので好んで利用していますが、過度な期待を抱いているとガッカリ感も大きいのかもしれません。自分で組み立てなければならないとか、運送料は別に負担しなければならないという点も一般の家具店に慣れている人にはネガティブにしか捉えられないのでしょう。

まあそれはさておき、私は何か家具を買いたいと思った時にはまずIKEAでチェックして、気に入ったものがなければ次を当たるというような感じになっているので、今回は「ベッドサイドテーブルが欲しい」と思いIKEAポートアイランド改めIKEA神戸へと足を運んできました。

お盆の最中ということで多少混むかなとも思ったのですが、夏休みにわざわざ家具を買いに行くという人もあまりいないのか、それとも物珍しさが薄れたからか、混み具合は大したことはありませんでした。託児施設のスモーランドもちょっと待つだけで済んだので、一緒に連れて行った次男を預けてゆっくり売り場を見て回ることができて助かりました。

お目当てのベッドサイドテーブルはあまり種類がなく選択の余地がほとんどなかったのですが、白木のベッドに合わせてホワイトオーク材の突き板のMalmというシリーズのチェストを購入することにしました。引き出しが2段ついていて収納できるのが便利かなと思ったのですが、普通はどういうものをここにしまうのでしょう? あまり想像できなかったのですが、あって困るものではないと思い深くは考えないことにします。
Lykta テーブルランプ
IKEAでは購入する家具をレジの手前にある倉庫のような棚から自分でピックアップしてレジへ運ぶ必要がありますが、この時びっくりしたのがその重さです。Malmを選んだ決め手はそのしっかりとした作りだったのでちょっと考えれば当然のことではあるのですが、フラットパッケージの状態で18kgの重さがあります。棚の2段目に置いてあったのでそこから取り出すのも一苦労でしたが、持って歩くのもレジまでが精一杯で、それを見かねたレジの方がカートを持ってきてくれました。

何とか自宅に持ち帰って早速組み立てましたが、IKEAの家具には珍しく釘を打つ必要があったものの、それ以外は特に難しいこともなく、30分ほどで全て組み上がったでしょうか。一部部品が従来なら金属だったものが樹脂に変わっていたりして、IKEAも地味に努力しているというのが伺えたのも自分で組み立てるからこその面白さかもしれません。まあ、それを面白いと思えるかどうかがIKEAを受け入れることができるかどうかにも関係するのでしょうが。

組み上がったものは店頭にあったものと変わらずしっかりとしたものになり、7990円という価格に対しては十分な品質ではないかと思います。寝室に置くものなので来客に見せるようなものでもなく、自分自身が満足できればそれでいいでしょう。このベッドサイドテーブルの上に、一緒に購入したLyktaというテーブルランプの赤を置いてみましたが、なかなかいい感じにまとまったのではないかと思っています。ただ、明るさが調整できず寝ている間点けておくには明るすぎるので、どうにかして調整できるようにした方がいいかなと思っていますが、いい手があるでしょうか…