Jurassic Park今さらでも観てよかった。

今でこそ映画好きを自認する私ですが、数年前に映画館に通い始めるまではしばらく映画を観ない時期が続いていました。そのため、誰もが知っているような有名作品・人気作であっても観たことがないというものが結構あり、そんなことで映画好きと言っていていいのかと思うようなこともあります。「ジュラシック・パーク」といえばUSJでも人気のアトラクション、ジュラシック・パーク・ザ・ライドで我が家にはおなじみだったのですが、実は私も含め家族の誰も映画は観たことがなかったのでした。いつか観たいなあとは思っていたところ、三部作のBlu-ray版で日本語も含まれているものがイギリスのAmazonで安く売られているのを見つけたので購入し、ようやく見ることができました。

ジュラシック・パーク アルティメット・トリロジー  [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル (2011-10-26)
売り上げランキング: 3,382

Steven Spielberg監督の最大のヒット作で9億ドル以上を稼ぎだしたというこの作品ですが、Michael Clichtonの同名作品を原作としているのですから面白くならないほうがおかしいのではないでしょうか。Michaelは惜しくも4年ほど前に世を去っていますが、彼のSF作品は非常に現実味のあるものが多く、私は大好きです。

このジュラシック・パークも琥珀の中に閉じ込められた蚊が吸っていた恐竜の血液からDNAを抽出し、欠損部分をカエルのDNAで補完し、それをワニの未受精卵に注入して再生した、という理屈が付けられていて、この通りにすれば本当に恐竜も再生できてしまうのではないかと錯覚させられてしまうような気がします。いえ、本当にできてしまうのかもしれませんが、現時点では倫理的な問題などもあり検証までには至っていないというだけのことなのかもしれません。これについては作品中でもテーマの一つとなっている通りのことですが、生態系に大きな影響を与えてしまう可能性もあり、軽はずみに実行に移せるものではないでしょう。

映画の内容自体については今さら説明するまでもないと思うので触れませんが、恐竜が入れられていたコンテナやビジターセンターなど、映画のところどころでUSJのアトラクションと合致するところが見られたのも楽しめました。実際に映画を観てみると作品の雰囲気をよく反映しているのが分かり、やはり映画を観てこそ一層楽しめるのだと再認識できましたが、つい先日フロリダのIslands of Adventureで見てきたところなのでなおさらです。

ということで、やはり面白かったこの映画ですが、続編となる「ロスト・ワールド」はどうでしょうか。Wikipediaを見るとどうもがっかりさせられそうで恐いのですが…まあせっかく買ったのでもちろん観るのですが。