クレーム隠しの発覚以来、大変なことになっている三菱自動車ですが、1年半ぶりに新車「コルト・プラス」を発売しました。

一昨年以来販売されているコルトの後部トランク部分を延長して荷室を広げワゴンタイプとしたもので、確かに実用性は向上しているようですが、デザイン的にはバランスがいいとはいえないものになってしまっています。それでもグランディスとは似たようなイメージを持たせています。また、あまり評判がいいとはいえなかった、いわゆる「ブーレイ顔」はやめて、一般的なグリル形状のものに変更したようです。

今となっては会社が存続していることのほうが不思議とも思える状況になってしまっていますが、販売店のほうは廃業や転業が相次いでいるようで、そんな中では期待をもって待ちわびていた車なのではないでしょうか。正直なところ売れるとは思えませんが、武器も全くないよりはマシということでしょう。

あんな会社は潰れたほうがいいなどと言う人もいるようですが、それはあまりに無責任です。メーカーとしては魅力的な商品を提供することでしか生き残ることはできないと思いますので、そのような人を見返すつもりで今後もがんばってほしいものです。

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