冒頭のツインテールもなかなか。
🏊🏼‍♂️

この日曜日の朝、ある映画を観ようと思って自宅から45分ほど歩いて映画館まで行ったのですが、なんとカバンの中に財布が入っておらず、チケットを購入することができないので仕方なく自宅に引き返しました。しかし、私は吹き替えよりも字幕の方が好きなのですが、字幕版は朝のその1回しか上映されていないのでもう観ることができませんでした。もう来週には終了してしまう可能性が高く、その場合には自分のミスを棚に上げてこの作品には縁がないのだろうと思って諦めることにします。

そんなわけでなんとなく消化不良というか、気持ちのやり場がないのでなにか軽い映画を観よう、ということで選んだのがあだち充原作のマンガ「ラフ」を実写映画化した「ラフ ROUGH」という2006年の映画です。この作品のレビューでは、「この作品の見所は長澤まさみハイレグ水着姿」なんて酷い言われようですが、水着はともかく若い頃の長澤まさみが観られるならこの日はそれで十分でした。

ラフ ROUGH
ラフ ROUGH

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本作は長澤まさみと速水もこみちのダブル主演とされていますが、速水もこみちにとっては初主演作だそうです。速水もこみちといえばほとんどオリーブオイルの人というような印象になってしまっていますが、演技もサラッとしていますが決して悪くはありませんね。また、水泳選手にしては若干上半身の筋肉が足りないような気がしないでもないものの、背が高く筋肉質な肉体で貧素な感じはまったくありませんでしたが、本作のために鍛えたのでしょうか。

作品自体は楽しめないことはなかったのですが、シナリオがちょっと雑で設定がよくわからないところがありました。特に、なぜ最初に圭介が亜美にそこまで憎まれているのか、一応説明らしきものはあるのですが、少々不自然な感じでした。また、顧問の先生役の八嶋智人がおどけた演技なので最初はなんだかなあと思っていたのですが、そういえばあだち充のマンガってこんな感じだったかもしれないと思い直しました。決してシリアスな作風ではないので、これで良かったのかもしれません。

ただ、やはり救われるのは長澤まさみの可愛さがあるからでしょう。10年以上経ってこう言われるのが本人にとってどうなのか分かりませんが、光って見えました。「モテキ」も良かったのですが、女子高生役も良いです。でもハイレグは余計ですね。