SilverStone TJ06昨秋、自宅のデスクトップPCをAthlon 3000+にグレードアップしてから悩まされ続けていた不安定さに終止符を打つべく、先月末あたりから冷却性に優れたケースを物色していたのですが、ついに決断を下し購入、移植を完了しました。購入したのはSilverStoneという会社のTJ-06というもので、地元のTWOTOPで18000円弱でした。通販でもっと安く手に入るのは判っているのですが、買うとなったらすぐに入手したかったので1000円少々高めで我慢しました。パソコンの箱なんて何でもいいじゃないか、しかも箱だけなのに2万円近いなんて、と普通の人は思うでしょうが、これ自体が趣味みたいなものなので仕方ありません。

今までは高さ36cmほどの安物のミニタワーにギュウギュウに詰まっていたのですが、今度はちょうど20cm高い56.6cmということでだいぶ空間に余裕があります。おかげでCPUやケース内の温度は10℃ほども下がりましたので、安定性と各デバイスの耐久性は良くなるはずです。ハードディスクの寿命は温度に反比例するなどと言われているようですが、今までは全く無頓着に風通しの悪いところに置いていたので気になっていました。

しかし残念ながら今のところ特に安定した、と実感はできず、FreeBSDのmake worldはsegmentation faultで相変らず失敗してしまいます。これはすでに何らかのファイルが壊れてしまっている可能性もあるのですが、実行するたびに失敗する箇所が違うのが気になります。またmozillaのソースの展開は必ず失敗していたのですが、これも状況は変わりません。結局熱暴走というわけではなかったのかもしれません。

とはいっても無駄な投資をしてしまったというわけではなく、今までのケースと比べると格段に高級感のあるケースになったので、その満足感はあります。今後拡張していくにしても空間が広い分、メンテナンスは楽になりそうです。目に見える成果がなくとも不安定要素を一つ排除できたのは間違いないので、今後も原因追求は続くものの、一歩前進したと言えるのではないかと思います。

PCというのは何かと金のかかるものですが、それでも昔に比べればかなり安くなったものです。だからこそ次々と投資してしまいたくなるのですが…

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