毎年9月といえば新しいiPhoneが発売される月、と思っている人はそう多くないと思いますが、Appleファンにとっては各種OSがメジャーバージョンアップされる月でもあります。今週、macOSiOSをはじめとする各種OSの新しいバージョンの配信が始まりましたが、新しもの好きな私は迷わず直ちにMacBook Air M4iPhone 16 PlusのOSをアップグレードしました。

macOSのアップグレードはウォーキングに行く前に始めて帰ってきたら終わっていたという感じなので、どれくらいの時間がかかったかはわかりませんが、他の人のブログなどを見てみるとダウンロード完了後15分程度で終わっているようです。iOSの方はウォーキングから帰ってきてから出社までの間に30分もかからず、ダウンロードからアップグレードまでが終わりました。特にMacの方は以前はもっと時間がかかっていたように思いますが、SSDのおかげでだいぶ高速化されたのではないでしょうか。

どちらのOSも大幅に変わったのがLiquid Glassと呼ばれる新しい画面デザインになったことです。Macではファインダーや連絡帳など標準アプリは結構変わりましたが、その他はアイコンやウィジェットがモノクロの透過にできるくらいで、あとはちょっとウィンドウの角丸の半径が大きくなったかなという程度で、あまり大きな違いはないように思います。iPhoneも同じようなものなのですが、画面上に並んだアイコンをモノクロ透過にしてみるとだいぶ雰囲気が違います。とはいえ、アプリを起動すると従来と何も変わらないので、逆に違和感があるかもしれません。

そのほかの変化としてはApple Intelligenceが強化されてライブ翻訳が使えるようになったり、電話の機能が強化されたり、MacのSpotlightがかなり強力になっていたりと色々良くなっているようなのですが、今のところ私が普段通りに使っている限りではそれほど大きな違いがあるわけでもありません。しかし逆に、特に不具合にも今のところ遭遇していないので、今回はなかなか高い品質になっていると言っていいのではないでしょうか。

そういえばバージョン番号が統一されるようになったのはいいことですね。macOSは15から26へ、iOSは18から26へと飛ぶことになりましたが、年号で揃えられたのは対応がわかりやすくなりました。以前はそれぞれどのバージョンが最新なのか非常にわかりにくかったですからね。