2010年に購入してからすでに15年近く、RAMを増設したり、ストレージをSSDに交換したり、バッテリーを交換したりとハードウェアにも様々な手を入れて、OSもChrome OS Flexを入れてみたりUbuntuを入れてみたりとあの手この手で延命を図ってきたMacBook Pro 13″ (Mid 2010)ですが、さすがに色々と問題が出てきてまともに動かない状態になってしまいました。そんなに古いマシンをいったい何に使っているのかと思われるかもしれませんが、特にSSD化の効果が非常に大きくて、つい最近まではUbuntuでウェブブラウザを使うだけならそれなりに使えてしまっていたのです。それがついに先日からChromeで2個めのタブを開くとChrome全体が異常終了してしまうという不便な状態になってしまい、さすがにもう買い替えてもいいだろう、ということになりました。

デスクトップのほうのMac miniもギリギリApple Siliconになる前の最後のIntel Macだったのですが、Core i7にアップグレードしておいたおかげで最近までさほど不自由は感じていなかったのですが、このところ急に力不足を実感するようになっていました。そこで2台とも買い換えるというほどの経済的余裕も今はありませんが、最新のApple Siliconなら両方を兼ねることができるのではないか、ということもありました。

ということで購入したのはつい先月発売されたMacBook Air M4の13インチです。色はちょっと迷ってミッドナイト、カスタマイズはストレージを512GBにアップグレードして自動的に10コアGPUになりましたが、メモリは16GBのままとして、USキーボードを選択しました。ちょっと負荷の高い処理をするならメモリはもっと増やしたほうがいいでしょうが、結局90%以上の時間はブラウザを使っているだけなので16GBあればおそらく十分でしょう。ただ、やっぱり足りなかったとなっても増やすことができないのは厳しいところです。

このストレージのアップグレードによって、購入価格は20万円弱ということになりましたが、今回は初めてPaidyの24回払いを利用してみたので、今後2年間、月々8000円ほどの支払いということになりました。実は先月まで次男が大学生だったので、Apple Storeの教育割引を利用すれば同じ設定で18万円弱となり、さらに22000円分のギフトカードがもらえるということだったのですが、この制度は利用せずに普通に購入しました。親が代わりに購入することは特に問題ないはずなのですが、なんとなくズルい感じがしますよね。

初めてのApple Silicon Macということで動作の軽快さには大いに期待していたところですが、確かに重たいと思うことはまったくないものの、速いという実感が得られることも特になかったりします。ただ、CPU負荷を表示させていてもずっと低いところで推移しているので、余力はたっぷりあるということなのでしょう。Mac miniからの環境の移行が済んでいないのでまだ写真の現像などは試していないのですが、私がする作業でおそらく最も負荷が高くなるのはその時なので、そこには大いに期待しています。なお、今のところApple Siliconだから動作しないというソフトウェアには出会っていませんが、さすがにそんなものはごく少数なのではないでしょうか。

ということで、まだ実力の程はまだわかっていませんが、とりあえず購入の経緯だけ書いておくことにしました。また何かあれば記事にします。