また映画を観るのは久しぶりになってしまいましたが、Ryan Goslingの製作・主演の映画「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を公開初日の今日、観に行ってきました。本当はこの作品もIMAXで観たかったのですが、うっかりムビチケで前売り券を買ってしまっていて、地元映画館ではIMAXのスクリーンの予約はムビチケの場合窓口へ行かないといけないので、諦めてドルビーアトモスのスクリーンにしました。
原作はAmazon Audibleで聴いてとても良かったので、本作は今年観たい映画の一つに挙げていたもので、とても楽しみにしていました。と言いながら原作の内容は朧げにしか覚えていなかったのですが、ストーリーは原作にかなり忠実だった印象です。少なくとも、派手さに走っていたり、わざとらしかったりして気になるような演出は特にありませんでした。なお、あらすじは知らずに観て楽しんでいただきたいので、ここでは触れずにおきたいと思います。
地元の映画館はだいぶ洋画に冷たくなっていて、本作も初日だというのに字幕・吹替・ドルビーアトモス・IMAXを合わせて1日5回しか上映がありません。しかしそのせいなのか、私が観た回はこれまでに洋画では経験したことがないほどの客の入りでした。いかに原作も売れたとはいえ、この手のSF作品は今どき受けないものと思っていましたが、Ryan Goslingの人気のおかげでしょうか。客層は20代から60代くらいまで満遍なくといった感じでしたが、男性が多かったような気がするので、SFファンはまだまだ健在なのかもしれません。
原作でも感じたことですが、本作は本格的なSF作品でありながら難解でもなく、ドラマ要素もありつつ重たくなりすぎることもなく、非常にバランスの優れた内容になっていると思います。主人公のRyland Graceがこの状況に置かれることになった経緯と、最終的に受け入れることになる結末は相当過酷なもので、それだけでもおかしくなりそうなものですが、それをそう深刻に感じさせないのはどういう手腕なのでしょうか。結果として、非常に楽しめる作品になっているので、特に追求はしませんが。

