Jason Bourne - Matt Damon as Jason Bourne, and Julia Stiles as Nicky Persons帰ってきました。

日本は本当に祝日が多いですよね。来週月曜日は体育の日ということで今日はまた三連休初日の日曜日ということになっているわけですが、休みのたびに旅行に行っているわけにもいかないので、今日は封切られたばかりの映画「ジェイソン・ボーン」を観に行ってきました。ちなみに体育の日というのは1964年の東京オリンピックを記念して開会式が行われた10月10日と制定されたわけですが、次のオリンピックが行われたあとはまた祝日が増えたりするのでしょうか。祝祭日はもうこれ以上増やせないところまで来ているような気もしないではありませんが、まあ長野札幌のときは何もなかったので今度もないのでしょうね。

それはともかく、この作品は元CIA諜報員のJason Bourneを主人公とした一連のボーンシリーズ最新作で5作目となります。前作「ボーン・レガシー」では主人公がJeremy Renner演じるAaron Crossとなりましたが、今作は再びJasonが主人公に復帰し、演じるのももちろんMark Wahlbergよく間違えられるという
Matt Damonとなっています。

今作では監督も2作目と3作目でメガホンを取って素晴らしい出来だったPaul Greengrassとなっていて、とてもキレのある展開でテンポよく進み、アクションシーンは非常に緊張感のあるものとなっています。SWATトラックはちょっと頑丈すぎるような気がしましたが、全体的にはリアリティを重視した映像作りになっているといえるでしょう。これこそがボーンシリーズというものではないでしょうか。しかし、テクノロジー絡みのものになってしまうと見栄えも重要なので過度に未来的なものになってしまうのは仕方ありません。スマートフォンがPCの近くにあるからといって、それ経由でアクセスできるようなものではないでしょう…まさかね。
Jason Bourne - Alicia Vikander as Heather Lee
Jason = Mattの両脇を固めるのは3作目以来の再登場となるNicky Persons役のJulia Stilesと、サイバー作戦部長として新しくCIAに加わったAlicia Vikander演じるHeather Leeです。JuliaのNickyが帰ってきたのも私は嬉しかったのですが、Aliciaはとても可愛い感じで良いです。あの若さでCIAの部長に就いていて長官にも野心を燃やしているというのはちょっと無理があるような気もしますが、AliciaがガイノイドのAvaを演じている「エクス・マキナ」も素晴らしいと聞きながらまだ観ていないので、すぐにでも観たいと思います。

ということで、Jason Bourneがボーンシリーズに名実ともに帰ってきたというのは非常に嬉しいことでした。最後の最後はシリーズのエンディングテーマ曲となっているMobyExtreme Waysという曲のイントロの入り方が相変わらず素晴らしく、これだこれだという感じにさせてくれます。やはり音楽の使い方というのも映画には非常に重要ですよね。