Tourist Informationこれまで実に1月にわたって微熱のあるような、咳もたびたび出るようなすっきりしない調子が続いていたのですが、ついに今週は微熱・鼻水鼻づまり・頭痛の3点セットのおかげで火・木と休暇を取ってしまい、残りの3日も残業なんてとんでもないというような状況でろくに仕事もできませんでした。風邪の代表的な症状の残りである嘔吐・下痢は長男が担当して親子でダウンしていたわけですが、互いにしんどい状況でうーうーと呻いているのがせいぜいで親子のコミュニケーションなどあったものではありません。

私はちょっと調子が悪くなるとすぐに頭痛に見舞われるのが困ったもので、これでも一応頭脳労働者である私の場合には頭痛というのは致命的に業務効率が悪くなります。そういうときは「仕事にならないなら会社にいるだけ無駄だ」といってさっさと帰宅してしまうことにしているのですが、家に帰るとそんな頭痛もピタリと治まってしまうというのは単に仕事嫌いなだけでしょうか。まあ、今回の場合は家に帰っても、寝ている間もガンガンと頭痛は続き、バファリンで何とか押さえ込んだというような調子だったのですが。

そんなことでPCの前には丸2日以上座ることなく過ごしたわけですが、ちょっと間をおくと貯まってしまうのがlivedoor Readerの未読数です。拙作livedoor Reader Monitorは未読エントリー数は999までの3桁しか表示しない仕様なのですが、そんなものは遙か彼方に過ぎ去ってしまう7000エントリー以上が貯まってしまっていました。999までというのもベースにしたBloglinerが99までだったのを1桁増やしたものだったのですが…1000エントリーくらいでは1日も持たないということがわかりますが、そんなことよりもそれだけの情報をいったい私はどうしているのだろうかと我ながら異常に感じてしまいました。

今日になって何とか体調は元に戻りつつあるので先ほどからフィードを片端から消化していったわけですが、3時間ほどかけてようやく未読ゼロの状態にすることができました。もちろんこんな時間でそんなに大量の情報を読み取ることができるはずもなく、ほとんど斜め読みどころか既読にするためにキーを連打しただけのような気もして、かなり非生産的な苦痛さえ伴う作業でした。しかし体調のいいときはこれにだいたい一通り目を通しているわけですよね…我ながら恐れ入るというか、ほとんど病気、情報中毒です。確かにそんな私を一般人の妻が見たら異常に感じるのは仕方のないことかもしれません。

ということで、図らずも自分を見つめ直す機会ができてしまったわけですが、そうはいっても私の知識欲を抑えるのはそれはそれで難しいものです。小さい頃から図鑑や辞書を片っ端から読んで情報を吸収することが好きだった私のような人間にとって、PCの前に座っているだけで次々と情報の手に入るインターネットの発達というのは夢のようなものなのです。ということは図鑑好きな我が家の長男も同じ道を歩む可能性があることになってしまいますが、20年後ともなると世の中がどう変化していることやらさっぱり予測が付きませんね。生まれたときからPCどころかインターネットがあったという世代が台頭する世の中…私は追いすがることができているでしょうか。

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