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Ann Arbor

Ann Arborしばらく「我が街」になります。

先月半ばの渡米以来、ホテル住まいを続けていたわけですが、さすがにいつまでもそんなことをしていては宿泊費やら何やらで金が掛かってしまいますので、私の勤務先の場合はホテルにいられるのは20日間だけで、その間に借家を探して住むことになっています。といっても知らない国でいきなり自分で家を探すというのは大変ですから、日系の不動産屋さんに物件を紹介してもらい、その中から選ぶということになります。

しかしその前にある程度地域を絞らないとたくさんありすぎて選ぶのも大変です。多くの人は勤務地に近いところで日本人が多く住んでいるところを選ぶようで、そういったところには日本人向けの食料品店や日本食レストランも集中していて、また学校に行ってもクラスに何人か日本人の生徒がいたりして、たしかに便利で楽ちんなようです。しかしせっかく外国で暮らすというチャンスを得たのに日本から離れられないのではもったいないですし、学校でも日本人同士で固まって現地や他国の生徒らと溝ができてしまったりすることもあるようなのでそれは避けたい、しかも何よりも日本人だけの少数のムラ社会に組み込まれたくないという思いでその地域は避けることにしました。

私たちが設けた基準は何よりも子供たちの教育を優先し、現地でも教育の質が高いとされる学校の地区で、日本人が全くいないわけではなく外国人向けの英語教育もしっかりしてくれるところ、ということです。そうすると家賃は学校のレベルに比例するため、自然と治安や周囲の環境も良くなります。その代わり新しくて大きな家というのは家賃が高くなりすぎて家賃補助の上限を超えてしまいますが、それは他の要素に比べれば我慢できるものです。要するに優先順位をどう付けるかという問題ですね。

ということで私たちが選んだのはAnn Arborという街です。カタカナで書くと「アナーバー」となりますが、実際の発音はちょっと微妙で私の発音も通じないことはないもののまだ習得できたとはいえません。ここには1837年からミシガン大学があり、そのお膝元として発展してきたところなので学生中心の街となっています。ダウンタウンには学生向けの安くて美味しい食べ物屋さんやしゃれた店が並んでおり、ちょっと離れると学生や先生らが住んでいる住宅街となっています。このあたりの学校には大学の先生や留学生の子供たちが多いため、必然的に教育の質も高くなっているということのようです。

このAnn Arborの街の中でも小中学校のレベルで学区を限定したため、家探しの選択の幅は一気に狭まってしまうことになりました。結局、希望の地域には3件しか物件がなく、そのうち1件は家主が戻ってくる予定のため1年程度の短期の契約を希望ということで却下、もう1件はやや家賃が高かったものの家はかなり綺麗で良かったのですが、フリーウェイに近すぎて常に車の騒音が聞こえるということで断念です。結果的に消去法で選ぶようにはなってしまいましたが、細かい難点はいくつかあるものの決定的な問題もなく、外見からの予想以上にきれいな内装だった残る1件に決めました。

実際に引っ越しといっても大した荷物があるわけでもないのであっという間に終わってしまうのですが、逆に家電製品が冷蔵庫や洗濯機、乾燥機棟大物以外備え付けられていないので、慌てて買いに行くことになりました。とりあえず今は電子レンジや電気ポットも購入したのでいいのですが、最初の2晩は温かいものが飲み食いできなくてかなりひもじい思いをしてしまったものです。ガスレンジはあってもヤカンや鍋がなければどうしようもありませんからね。

ということでなんとか人間らしい暮らしに近づいてきてはいるのですが、テレビや本もなく、インターネットにも繋がらないのでは暇で暇でどうしようもなく、毎日10時頃には寝てしまっています。それもようやく今日CATVの設置に来てくれるので、テレビはないので見られませんが、ネットには繋がることになりました。今はまだオフラインの状態でこの文章を書いているのですが、これがブログに掲載されているということはネットが開通したということです。

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