私はauの携帯電話を使っているのですが、先日料金明細が送られてきたのを見ると25ヶ月を経過したということで「アニバーサリーポイント」なるものが付与されていました。偶然妻も同じ月にTu-kaから乗り換え契約していたので、計200ポイントのボーナスとなり、累積1500ポイントとなりました。月々の使用量が少ないのでポイントの溜まり方も緩やかですが、それでも溜まってみると機種変更時には3000円分の割引に使えますのでなかなか無視はできません。

これまで使っていたA1301Sも使い勝手は非常に良く、特にSony独自のジョグダイヤルは手放し難かったのですが、液晶のスペックが120x160pixelということで他の人の携帯と比較するとずいぶん見劣りしてしまうのが一番の不満でした。というわけで、端末も2年使えばそろそろ買い換え時かなというところなのですが、最近発売されたG’z One Type-Rはとても気になるもののまだまだ高価で、携帯依存度の低い私にはちょっともったいないくらいです。私には在庫切れ間際くらいで、新規なら1円というようなモデルの方がちょうどいいので、その中から選ぶことにしました。

どれかいいものはないかなということで思い当たったのは、先日都内を歩いたときに何度か見掛けたtalbyでした。機能的には可もなく不可もなくといったところですが、特徴は何といってもau Design Project第3弾のそのデザインです。今時珍しくなってしまったストレートタイプで、極薄でボタンなども一切突起がないフラットな形状、シルバーのアルミ調塗装に鮮かなカラーの円形のボタンが並び、ポップ&キュートです。もちろん液晶はQVGAの高精細なもので、去年12月の発売ということでそろそろ店頭から消えつつありますので、私の条件には適っています

買う物が決まってしまえば無くなる前に買いにいかなければということで、早速店に行き、機種変更を済ませてしまいました。店頭での表示価格は8190円でしたが、ポイントやその他の割引もろもろで結局たったの1500円で新しい端末が入手できてしまいました。こんなものがわずか1500円で作れるわけはなく、残りの分は全て通話料金などに上乗せされてしまっていることになりますので、適当なタイミングで端末を更新していかないと元が取れないような仕組みになっているとも言えますね。

それはともかく、やはり新しい端末はよくできています。これまでジョグダイヤルというハードウェアとの組み合わせで、メニューの使いやすさなどはSonyが一番と思い込んでいましたが、鳥取三洋によるtalbyの操作性も勝るとも劣らずといった感じで特に不満を感じませんでした。漢字変換のしやすさもメールを使う比率が高くなっている今の携帯電話では非常に重要なところで、最新機種以外は店頭ではなかなか試すことができない部分なので一番不安だったのですが、それも全く問題ありません。液晶が高精細化したことで文字の表示が美しく読みやすいので、非常に快適にメールの送受信ができ満足です。またA1301Sではオマケ的な扱いでEメールに対して機能や操作性が劣っていたCメールについてもtalbyではEメールと同等の使い勝手になっているので、家族割登録ユーザ間のCメールが無料になったおかげで利用頻度が上がった今、とても便利に使うことができるようになったのも期待していなかっただけに余計に嬉しいところです。

talbyのアイデンティティであるデザインについても、非常に薄くコンパクトで、しかも突起がないでポケットに入れても引っ掛りがありません。今までのA1301Sが逆にかなり厚みのあるデザインだったので余計にインパクトがあります。今では当然になってきていますが、アンテナが内蔵式になったということも私にとっては革新的なことです。知らない人に見せると「それ電話?」というような反応ですが、パキッと折れてしまわないかも不安に感じるようです。さすがにそう簡単に折れないとは思いますが…

ということでtalbyには大満足しています。アドレス帳の移行は念書を取られるのが面倒だったので店には任せず自宅でMySyncを利用して行いましたが、特に何の問題もなくあっさり終わりました。待ち受け画像の方は高精細画面を活かしてDarth Maulのどアップにしました。あとはちょっとずつ似非着うたを作って入れていくつもりです。

A1301Sの方は早速子供のおもちゃになり、子供は喜んで音楽を聴いたりムービーを見たり、写真を撮ったりしていますが、私の子供の頃にはとても考えられなかったようなことですね。30年ほどの年月があればそれだけ技術も進歩し、世の中の常識も変化するわけですが…さらに20年後、彼らが社会に出る頃には一体どうなっていることか、楽しみなような怖いような…

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