突然こんな美女が現れたら…
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本当に自分でもどうかしているというくらい長澤まさみの映画ばかり観ている私ですが、いかに活躍している女優だと言っても遠からずそのネタも尽きるでしょう。ただ、テレビドラマにまで手を伸ばしてしまうとまたキリが無くなりそうで怖いですが、今のところその予定はありません。

ということで、今度観たのは映画「そのときは彼によろしく」です。

そのときは彼によろしく
(2013-11-26)
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この作品は同名の小説を原作にしたもので、大きくアレンジされてはおらず、基本的には忠実に映画化されているようです。

そのときは彼によろしく (小学館文庫)
市川 拓司
小学館
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水草専門店を営む主人公、智史のもとにある日森川鈴音と名乗る美女が訪れ、アルバイトとして住まわせてほしいと頼まれ、それを受け入れると…とネタバレを避けるとこんなものしかかけませんが、物語としては前後編に分かれるようなものになっています。ただ、それもどう別れているのかを書くわけにも行かないのでなかなかもどかしく、こうして記事にするには向かない作品なのかもしれません。

智史を演じているのは山田孝之、そして鈴音を演じるのはもちろん長澤まさみということになりますが、この組み合わせは昨年公開された「50回目のファーストキス」で再現されることになります。この11年後の作品ではその間に特に山田孝之の方が年齢を重ねてダンディーな感じになっているようですが、本作ではまだ20代半ばの若く未熟な若者の役柄です。なおここで未熟と言っているのはあくまで役柄のことで、演技についてそのように感じることはありません。長澤まさみについてはこういう役をさせたら本当に上手いとしか言えません。明るくキュートでゴージャスで、それでいて憂いのある女性というのは彼女そのものなのではないかと思ってしまいます。

しかし、脚本の方はちょっと引っ張りすぎているような気がしてしまいました。もう少しコンパクトに纏めた方がより締まって良かったように思います。これで終わるのかな、と思ったらまだまだ続いたという感じで、決して退屈というわけではないのですが…まあ素人の私が言うだけなら簡単なのでしょうが。