Seagate「これだけあれば当分大丈夫だろう」と思って買ってもあればあるだけ使ってしまうのでいつの間にか不足するようになってしまうのがPCのハードディスクというものではないかと思いますが、合計300GBのディスクがあったはずの私のPCも最近どうも手狭になってやりくりが面倒になってきたので、新しいディスクを購入して追加することにしました。

以前はIBM(現HGST)のディスクを愛用していてほとんどIBMで揃えていたのですが、ある時立て続けに何台ものドライブが壊れて痛い目にあったので、それ以来信頼性に定評のあるSeagate製を買い続けています。故障が続いたときは私の使い方が悪いのかとも思ったのですが、Seagateのものは今のところ1台も壊れていないのでそういうわけではなかったのでしょう。

というわけで今回もSeagateのBarracuda 7200.9シリーズのST3250824ASという、250GB 7200rpm SATA-II バッファ8MBという規格のドライブを9980円で購入しました。Akiba PC Hotlineによると秋葉原では9000円以下で買うことができるようですが、私の自宅から秋葉原へ行くためには往復30000円以上と丸1日の時間が必要になりますのでそんな比較をしても仕方ありません。東京に住んでいたところで1000円程度は交通費や食事代ですぐに使ってしまうでしょうから、自宅から車に乗って15分程度でショップに着いてしまう私の方が実際には安く買えていることになるかもしれません。

今はこのディスクのフォーマット中ですが、250GBともなるとフォーマットだけで何十分もかかってしまうというのが大変ですが、それで大容量を実感したりしています。ハードディスクのようなデバイスにインプレッションも何もないのですが、シリアルATAということでPCへの組み込みはコネクタ2つ繋ぐだけで何も考える必要がありませんし、Windows XPなのでパーティションを切ったりフォーマットしたりするたびにNT以前のような再起動もいちいち必要ないというのは本当に簡単便利で助かります。

それにしても何でそんなにディスクが必要なのかといえば、iTunesのライブラリが40GB以上にふくれあがっていることと、写真をRAWで撮るようになると1枚の写真のファイルがおよそ10MBというサイズになってしまうので、あっという間にGBのオーダーで増えていってしまうのです。まあ、カメラに挿しているメディアが1GBのSDカードですから、それなりにまとまったチャンスがあればその程度は撮ってしまうので仕方ありません。

これだけの大容量になると問題なのがバックアップですが、事実上不可能ですよね。いっぺんに全てのドライブが壊れることはまずないだろうということでできるだけ分散しているのと、写真は時々DVD-RAMに保存するようにしていますが、それ以上はもう諦めることにしています。過去にディスクが壊れたときに受けた精神的ショックはそれなりに大きかったものの、実際には無ければ無いで何とかなってしまうものです。デジカメで撮った2年分ほどの写真を失ったのは痛かったのですが、どうせ83万画素のカメラで撮った写真などたかが知れています…って結局自分で自分を慰めているだけですね。まあ、本当に大事なファイルはあちこちにコピーしておいてリスクヘッジに努めるしかありません。

さて、ようやくフォーマットも終わったようなのでこれからディスクの整理に取りかかることにします。またこのコピーも時間がかかって大変なんですよね…

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