先日映画「スーパーマン」を観た勢いで、同じくDCコミックスを原作とする映画「ザ・フラッシュ」を観てみました。

実はこの作品の主人公であるThe Flashについて、Marvelのスーパーヒーローの一人であるQuicksilverと完全に混同していて、この映画もMarvel作品だと思い込んでいて観なかったのですが、実は同じような超高速で動くことができるスーパーヒーローのDC版のキャラクターだったのでした。Quicksilverの初登場が1964年だったのに対して、The Flashの方は1940年にすでに登場していたので、DCの方がだいぶ早かったようなのですが、ほとんど同じような特徴を持つキャラクターを登場させてしまうというのは驚きで、他に例があるのでしょうか。

それはさておき、The Flashはあまりに速く走ることができるため、時間さえも遡ることができてしまうということで、この作品の主題はタイムトラベルによる過去への干渉が未来に与える影響です。この問題があるので実際にはタイムトラベルというのは実現しないだろうと私は考えており、少なくとも私が生きている間には現実のものにはならないでしょうが、あくまでファンタジーの一分野としては好きなものの一つです。

しかし、やはりDC作品はどうも暗いですね。Marvelのような能天気さも考えものですが、この作品もスカッとするものではなく、いろいろ考えさせられるところがあります。各所にコメディ要素は織り込まれているのですが、常に背景に悲壮感が漂っているように感じます。

なお、この作品でもBatmanSupergirlらが登場しますが、もともとThe FlashことBarry Allenがいた世界とは違う並行世界のBatmanなので違う役者が演じていたり、ほかにも過去作品のSupermanらの姿も映ったりと、そういう小ネタで楽しめる部分もあります。タイムトラベルや並行世界というのは最近もMarvelなどでよく扱われているので若干焼き直し感がありますが、それなりに面白かったとは思います。特に冒頭の救助シーンはかなり見応えがありましたが、それが一番の見せ場だったような気もしないでもありません。