実は私自身も読んでみたかったり。

子供にとってお正月の楽しみといえば何といっても「お年玉」ですが、そのお年玉で何を買おうかと考えた時に小学生にもなるとおもちゃというのもあまり欲しいと思わなくなるので、ゲーム機を買わない方針の我が家ではコレというものがなかなか見つからなくて子供も困ってしまうようです。まあNintendo DSなどを持っていれば新しいゲームを買ってしまうことになるのでしょうが、それではお年玉を上げる大人の方もあまり面白くはないので、色々考えてくれた方がいいような気もします。ちなみに長男の学校の友達でゲーム機を持っていないのは他に一人しかいないそうですが…

ということで、何か面白いものが見つかるのではないかと玉川高島屋SCへ行き、伊東屋へ行ってみたもののめぼしいものは見つからず、おもちゃ売り場へ行ってみてもやはりダメで、本ならいくらでも読みたいものがあるだろうと結局書店に行くことになりました。書店なら地元にももっと大きいものがあるのですが、微妙に品揃えや陳列は違うのでそれなりに見るものはあるようです。

ということで長男が見つけてきたのが「算数おもしろ大事典IQ」なる大型の本でした。

算数おもしろ大事典―IQ
発行:学研
学研 (2007/01)
ISBN/ASIN:4053024455

帯には「数学オリンピック金メダリストが愛読」などという刺激的な文言もありますが、パラパラと内容を見てみると算数・数学が面白くなるような雑学的な知識が散りばめられた、楽しい読み物になっていました。私自身が理系だからといってそれほど積極的に子供にも理系の道を歩ませようとしているわけではありませんが、「理系オンチ」になって欲しくはないので自分で興味を持ってくれた以上それを支援したいというような感じです。

もともと「一十百千万億兆京垓…」と呪文のように唱えていたりして数への興味は持っていたのですが、これに対して知識としての幅が与えられるとさらに関心は強くなるのではないかと期待してしまいます。実際は2年生にはまだ難しいところも多く、大人が読んでも十分楽しめるものなのですが、かなり熱中して読んでいます。

大人でもこういう雑学に興味を持って読む人と、全く見る気にすらなれない人といると思うのですが、私の場合は現代用語の基礎知識のような本も時間があれば隅々まで読んでみたいと思うような人なので、子供も同じようになったのか、あるいは単にそうなって欲しいという願望からそう見えるだけなのか…まあどちらでも子供が読みたいと言うのならそれでいいのですが。