Seagateいくらあっても満足するということはないもので…

つい先日、自宅のデスクトップPCのハードディスクが壊れて全くアクセスできなくなったものの、このハードディスクにはメーカーの製品5年保証がついているので無償で交換してもらえると言っていたのですが、よくよく調べてみると実はなかなか手続きと梱包が面倒で、その手間と負担しなければならない片道の送料を考えると壊れたドライブの価値に見合うのかどうかも微妙、ということで途中で諦めてしまいました。仮に中身のデータを復旧してもらえるというのであればいいのですが、逆に確実にデータを破壊してもらえるのかというのも保証されていないので、そういう点でもちょっと躊躇してしまうものです。

ということで、壊れたせいでトータル550GBあったディスク容量も250GB減ってしまったわけですが、普通の人なら「それだけあれば十分だろう」というような容量でも整理の苦手な私には不足気味で安心できませんでした。特に、最近RAW形式で写真を撮るようになってそのデータ量が爆発的に増えてきているのも大きく、先日買ってしまった4GBのSDHCカードがあるのでちょっと油断していると一回当たり数GBずつ増えていってしまいます。まあ、今のところ一番容量を食っているのはレンタルしてきたものの観るのが追いつかずリッピングしたまま置いてある映画DVDのデータなので、借りる前に今あるものを観るようにすればだいぶ空いてくるはずではあるのですが。

そうして意味もない不安を何となく抱えながら過ごしていたのですが、この週末TSUTAYAのレンタル半額クーポンが配信されたことで背中を押され、結局地元のTWO TOPに足を運んでしまいました。買うのはSeagateの3.5inchSATAドライブと決めてしまっているのであとは容量くらいしか選択の余地がないのですが、事前の調査ではバイト単価は320GBが最も安いということだったので、要するにST3320620ASの一点指名買いのようなものです。

ところが運のいいことにちょうどこの製品が特売となっていて、普段より1000円ほど安く、250GBのものよりも安く買うことができました。ラスト1台となっていたので、まさに絶好のチャンスだったと言えるでしょう。仮に2台残っていたとしたら、勢いでどちらも買ってRAID1…なんていう手もあったかもしれませんが。

今はAmazonでもこんなものが買えるというのは驚きですが、今は私が買った値段よりも5000円近く高いので、Amazonなら何でも安いというわけではないので気を付けないといけませんね。まあ、深夜でも注文できて数日のうちに届けてくれるというのは便利なので、PCショップなどに足を運ぶ暇がなかったり近所にないという人にはそれでもいいのかもしれませんが。

というわけでPCのディスク容量はトータル620GBにもなってしまったわけですが、ハードディスクにはこれといったレビューなどもしにくいですね。フォーマットに1時間ほどかかってしまったのでその大容量を実感することにはなりましたが…これだけあってもまたいつか埋まってしまう日が来るのかと思うと空恐ろしいものがありますが、どうせろくでもないものでいっぱいになるのでしょう。

とりあえず今度は熱に気を付けて、壊してしまわないようにしたいと思います。次はMP3で一杯になっている60GBのドライブがもうじき逝ってしまいそうな気がして恐いのですが、そろそろバックアップを取らなきゃな、と思っているときに逝ってしまうのが常なので、できるだけ早いうちに手を打っておきたいところです。でも60GBのバックアップって、一体何時間かかる事やら…