ちょっと住みたくなりました。
今年に入ってまだ2ヶ月しか経っていないというのに、大きな地震が立て続けに起こっています。1月12日のハイチ地震では20万人もの人が亡くなり国中が大混乱に陥っているようですし、まだまだ記憶に新しい2月27日のチリ地震ではマグニチュード8.8という大きさの割に軽い被害に留まったものの、遠く日本まで津波がやってきたということで大きく報じられていました。そんな中でチリ地震と同じ日に沖縄近海でもマグニチュード6.9という大きな地震があったのですが、揺れは震度5弱に留まり目立った被害も無かったのは幸いでした。実はこの週末、私たち家族は義妹の結婚式のために沖縄にいくことになっていたのでした。
地震を知ったのは当日の早朝6時、神戸空港に着いた時だったので、まず最初に飛行機が欠航になっていないか、そして一足早く現地入りしている家族は無事かを確認しましたが、どちらも全く問題はないということで一安心でした。その後那覇空港に到着し、実際この目で街の様子を見ても特に被害が見当たらず、また当地の人々も全く平静を装っているので拍子抜けしたくらいです。ともあれ朝5時に自宅を出発して、レンタカーのアテンザ(先代)に乗って式場のあるルネッサンスリゾートオキナワに着いたのが11時頃でした。

ホテルで家族と落ち合って、食事をしたりしているうちに式の始まる1時が近づきましたが、もともと本人たちだけで挙げるつもりだったところに家族が押しかけたという形なので、始まってしまえば30分ほどで一通りの儀式は終わってしまい、撮りたいだけ写真を取ったらもう終わり、呆気ないものです。もちろんそれを承知で行っているわけですから文句はありませんし、青い海をバックに真っ白な教会で挙げる結婚式というのもなかなかロマンチックではありました。

ということで、式さえ終わってしまえばあとはもうリゾート・観光モードです。まずは子供連れで沖縄といえばということで、美ら海水族館へ移動しました。しかし、大人数での移動ということもあって出発に時間がかかってしまい、途中で割引チケットを購入して水族館に着いたときは既に4時半過ぎでした。閉館は6時半ですが夕食の予約をしていたので6時頃には出発しなければいけないということでかなり慌ただしい見学になってしまいましたが、ジンベイザメのいる巨大な水槽を中心に見どころは押さえることができ、みなそこそこ満足することができました。水槽の数はそれほど多くはありませんが、メインの水槽の大きさとそこにいる魚の数は圧巻で、これまでに本土で見たどの水族館もやはり敵わないのではないでしょうか。
夕食は私が食べログなどを参考に選んで予約していた名護市の百年古家 大家(うふやー)という店で食べました。通りからちょっと外れた藪の中にある店で、かなりエキゾチックな雰囲気を楽しむことができ、また料理も沖縄らしいものを色とりどり、お腹いっぱい食べることができて、こちらも皆満足することができたようです。夜はコース料理のみなので少々敷居が高いかもしれませんが、昼は沖縄そばなど軽いものも食べることができるようなので、また機会があれば昼にも行ってみたいものです。

翌日は19時の飛行機で帰ることになっていたのですが、昼過ぎにはレンタカーを返してしまい、空港のコインロッカーに荷物を置いて沖縄一番の繁華街という国際通りをブラブラしてみました。ゆいレールに乗って牧志駅で降りたのですが、この国際通りには観光客目当ての土産物屋が目立つばかりでそれほどめぼしいものがなく、なんだか残念な感じです。しかし、ここから1本横に逸れて市場本通りという通りに入ってみると、地元の人が買いに来るような、私達からするとちょっと変わったものを売っている店があったりして、こちらの方は楽しむことができました。本当は公設市場があるので通りにこの名前が付いているのですが、行ったその日が1月に一度の休日に当たってしまっていたので市場の方は見ることができなかったのは残念です。
ということでその後県庁前まで歩いて再びゆいレールに乗って空港まで行き、飛行機に乗って無事に神戸空港に着いたのは夜9時頃、それからファミレスに寄って遅い夕食を摂って自宅にたどり着いたのは11時を回った頃でした。結局まるまる2日間かけての沖縄旅行でしたが、たった1泊しかしていないとは思えないほど内容の濃い充実した旅になったと思います。行っている間は関西もそれなりに暖かい日が続いていたようですが、沖縄は最低気温が17度というような暖かさ、日中は25℃という汗ばむ陽気でとても2月とは思えません。年間を通じてこれだけ暖かいところにいたら、暮らしぶりも性格も全く違ってくるだろうな、とつくづく感じてしまいました。私も仕事さえあれば移住したいくらいですが、全てを投げ打ってまでする勇気はないので、せいぜいたまに旅行に行くくらいですね…
本当に幸せなのはどちら?
カプセル状の容器にその時代のものを入れて埋め、予め定めた年月を経てそれを開封する、というタイムカプセルというものは万国博覧会で行われて世界各地に広まったもののようですが、私も子供の頃、新設校だった小学校の行事としてタイムカプセルを埋めました。さすがに大阪万博のように5000年後というのでは誰の目にも触れることなく風化していくことが目に見えていますから、西暦2000年に開封することになっていたのだったと思います。その時は関西からはるばる駆けつけたわけですが、その中に自分が入れていたもののことなど全く覚えていませんでしたし、出てきた物を見ても自分が書いたものだということはどんなに記憶を掘り返してみても思い出せませんでした。まあすでにそれがどんなものだったかということは覚えていませんし、その後それをどうしたのかもよく覚えていません。もう一度埋め直したのではなかったかと思いますが、その次はいつ開封することになっているのかも…
今日観た「ノウイング」という映画の物語はこのタイムカプセルから始まります。
監督:アレックス・プロヤス
ポニーキャニオン (2010/01/06)
ISBN/ASIN:B002AQTCVK
泣く子も黙るM.I.T.で教鞭をとるJohn Koestlerの一人息子Calebの通う小学校では50年前に埋めたタイムカプセルが開封され、先生に配られてCalebが手にしたのはLucindaという少女が入れたメッセージでした。しかし、このメッセージの内容はというと、紙一面にびっしりと書き込まれた数字の羅列です。Calebはこれには何か意味があるに違いないと思い自宅に持ち帰りますが、ふと思い付いて解読を試みたJohnが気づくとそれは過去50年間に起こった惨事の日付と犠牲者数、そして近い将来の日付と…
この作品、最初のうちはオカルト色の濃い展開になっているのですが、その後ディザスタームービーとなり、そして最後はSF的になるという、良く言えばいろいろな要素を楽しむことができるものになっています。冒頭の流れからはこういう結末になることが予想できませんでしたが、やはりちょっと発散気味のような気がします。主演のNicholas Cageに助けられているところが多分にあるのではないでしょうか。
映像の方もいろいろ頑張っているのですが、惨事の場面はかなりキツいものです。それほど生々しい映像があるというわけではないのですが、実際にこんなことがあったとしたら…と想像を巡らせてしまうと大変です。それだけリアリティがあるということなのかもしれません。そんなバカな、というようなことではあるのですが、あながちありえないことではないような気がしてしまい、そういう時の人間の無力さを感じてしまうのです。実はそれこそがこの作品のテーマのような気がしないでもありません。
ちなみに冒頭の講義のシーンで決定論とランダム論についての議論がありますが、私はこの二つ、言い換えれば必然と偶然の二つは実は表裏一体というか、同じものを指しているのではないかと思っています。物事をマクロに見ていけば偶然、ミクロに突き詰めていけば必然によるものなのではないか、因果関係に不確定な要素はないのだけれど、明らかでないところは確率で置き換えると説明できるということか、と素人ながら考えています。というようなことを言っても、それがどういう意味を持つものでもないわけですが…
チャンスがあれば行ってみたい!?
世界中をくまなく旅行して回っているという人でも、南極に行ったことがあるという人はなかなかいないのではないでしょうか。オーロラを見に北欧やアラスカの北極圏に行くという人はたまにいますが、観光で南極に行ったことがあるという人にはお目にかかったことがありません。まあ、夏の間はそれなりに気温も上がるので観光ツアーなどもあるようですが、なかなか敷居が高いですね。
ところで、南極に行く人といえば観測隊員を思い浮かべますが、その観測基地では昭和基地が最も有名ですね。50年以上の歴史を持つ昭和基地では40人もの隊員が越冬するということでかなり規模の大きな基地になっているようですが、この昭和基地から1000kmほど離れた内陸の標高3810mの高地にはドームふじ基地という基地があるのだそうです。そんな基地があるということはおろか、南極大陸にそんな高地があるということも知りませんでしたが、この基地のある場所は年間平均気温が-50℃以下、最低気温は-70℃以下にもなるという想像を絶する極寒の地です。
そんな極限状況ではどんな生活が送られているのか、なかなか興味の湧くところではないかと思いますが、このドームふじ基地に調理担当隊員として派遣され越冬した西村淳氏によるエッセイ「面白南極料理人」を原作とした映画「南極料理人」が非常に面白いと聞いてぜひ観たいと思っていたのですが、ミニシアター系での上映となっていて近所では観ることができずDVD化を待っていたところで、今週ようやくレンタルが開始されたので早速借りてきて観てみました。
監督:沖田修一
バンダイビジュアル (2010/02/23)
ISBN/ASIN:B002YV7V7I
各人がそれぞれの担当分野を持つスペシャリストで構成される越冬隊員の中で、主人公の西村は自分を含め8人分の料理を作るために海上保安庁から派遣されています。観測などのために越冬する隊員とは違い、その隊員をサポートするためのスタッフ的立場で参加していることになりますが、毎日インスタント食品ばかり食べているわけにも行きませんし、隊員が十分な成果を上げるためにはその健康を維持することも重要な役割と言えます。
昭和基地からでさえ1000kmも離れているということで外界からはほぼ完全に隔離された状況にあるわけで、調理するといっても普通のレストランでするのとはかなりの違いがあるようです。標高が高いということや、十分な火力が使えないということ、保存できない材料は使えないことなど様々な制約の中で、創意工夫とともにバラエティ豊かな料理を提供するというのは並大抵の能力ではないでしょう。
「かもめ食堂」や「めがね」と同じくフードスタイリストの飯島奈美氏が料理を手がけているということで「ごはんにしよう。―映画「南極料理人」のレシピ」というレシピ集も出ているのですが、やはりどの料理も非常に美味しそうで食べたくなってきます。家庭の食卓に並ぶようなブリの照り焼きから高級フランス料理、はたまた伊勢エビをまるごと使ったエビフライまで、こんな料理が食べられるなら南極でもどこでも行けるのではないかというくらいです。
さて肝心の映画の内容の方はといえば、こんな極限状態の中で個性豊かな隊員たちが繰り広げる日々の出来事を面白おかしく描いたような作品になっていて、基本的に笑えます。しかし、遠く離れた故郷に家族や恋人を置いてきた隊員たちの複雑な胸の内や、任期を終えてついに再会した時の喜びも想像させるので、単純におかしいだけでなく、かといって重くなりすぎることもなく絶妙なバランスとなっているのではないでしょうか。私はとても楽しむことができて大満足です。
それにしても-70℃の世界にパンツ1枚とかで出て大丈夫なものなんでしょうか…息を吸い込んだだけでもタダでは済まないような気がしますが…
楽しみにしている人も多いんでしょうね。
4年間ってあっという間ですね。トリノが終わってから4年も経ったなんて全く実感がありませんし、北京なんてついこの間だったような気がするのに、カナダはバンクーバーでの冬季オリンピックが開幕してしまいました。スキー競技などはスキーリゾートとして日本でも有名なウィスラーが会場となりますが、今年は雪不足で周囲の山から雪をかき集めるなど大変なようです。
日本選手団は何故かお家芸とされているノルディックや、不思議と選手層の厚い女子フィギュアスケートの活躍が期待されているところかと思いますが、個人的にはモーグルスキーで近年大活躍の上村愛子にだけ注目しています。選手に無理やり国旗を背負わせているような気がして、もともと私はオリンピックというのが好きではなく、テレビでもほとんど観ないのですが、選手やその周囲の人々にとってはオリンピックの金メダルというのは最高の目標であり、オリンピックの決勝戦は最大の晴舞台でしょうから、その選手を応援したい気持ちというのは持っているつもりです。ただ、「がんばれ、ニッポン」というのは違うかな、ということです。
さて、開幕前に日本のマスコミの餌食になってしまったのがスノーボードの國母和宏選手です。ちょうど朝青龍が退場した直後に格好のネタを提供した形になってしまったのですが、日本選手団の公式スーツを着崩していたことから標的にされてしまいました。私も主観的にはスーツをだらしなく着ているだけで格好良くもなんともない、みっともないからやめた方がいい、とは思いますが、本人なりのセンスというものがあるので仕方ないかな、というところで、そんなくだらないことで個人を槍玉に挙げるマスコミの悪意にうんざりしていました。
しかし、まずかったのはその後の対応ですね。記者会見でこれに関して質問された際、「反省してまーす。」と相変わらずの態度であったことと、その直前に「チッ、うっせーな」と呟いていたのがバレてしまったことで余計に反感を買う結果になってしまいました。結局の所、あの着崩しも含め「ガキだから」ということに尽きるのではないかと思いますが、本人にとっては日本代表といっても日本を背負うつもりなど全くなく、「俺様が日本一上手い」くらいにしか思っていないのでしょうから仕方ありませんね。国民の模範になれ、なんて言う方が時代遅れでしょう。
それはともかく、せっかくのスポーツの祭典なのですから、選手には最大限に力を発揮してもらって、最高の技術で魅せてもらいたいものですよね。傍若無人に見える國母選手ですが、今回の騒ぎが演技に全く影響しないとは思えません。良い結果が出せなければまた叩かれるのは目に見えていますから、それも余計なプレッシャーになってしまうでしょう。それに対してマスコミ側は何の責任を取るつもりもないわけですから、いい気なものです。まあ彼らには彼らなりにネタを提供しなければならないというプレッシャーが掛かっているのでしょうが、たぶんそれは大衆が求めているものとは違いますよね…
オリンピックそのものも誘致合戦の政治的駆け引きや、開会式などの式典がショーアップされて商業主義化がどんどん進んでいることなど、スポーツマンシップとはかけ離れたところにあるような気がしていますが、古代ローマの時代から民衆を喜ばせるためのお祭りだったので仕方ありません。そもそもスポーツというもの自体、ストイックなのは競技者本人だけで、観る側にとっては娯楽の一つでしかないのですから、外野がそこで妙な精神論を展開するのも的外れな気がしてなりません。本人たちが納得していればいいじゃないですか。とはいうものの、いくらかでも税金が投入されているとなれば話は別ですかね…
無限の彼方へ さあ 行くぞ!
鳩山首相も秘書官経由で投稿するようになったり、UCCがスパム的行為で謝罪するはめになったりと、Twitterも日本でもすでにネットワークメディアの一つとして社会的に認知されつつあるようです。しかし、「電子メール」や「ブログ」というようなこれまでのメディアとは、あくまでTwitterという一つの会社のサービスに過ぎないというところが違います。
以前、この将来性のあるサービスを運営する会社に対して、大手ネットワーク企業は買収しようと試みていた時期もあったようですが、それはいずれもうまくは行かなかったようで、今に至るまで独立した企業として高い収益を上げ、企業価値を更に高めていっているようです。もちろん我らがGoogleがそんな状況を指をくわえてみているようなはずもなく、Twitterに対抗しつつ更に上を行くために新たなサービスを立ち上げてきました。それが日本時間の今朝公開された”Google Buzz“、日本名「バズ」(そのまんまですが)です。
Gmailの全ユーザに順次展開中、ということなのですでに利用できる人、できない人がいるようですが、利用できる状態になっている人はGmailの左側「受信トレイ」の下に「バズ」というリンクが現れているはずです。私も今朝最初に立ち上げたときにはまだだったのですが、しばらくしてリロードしてみるとリンクが増えていたのでした。
さて、このGoogle Buzzというのは一体どういうサービスなのかということですが、まずGoogleの紹介では
- セットアップ不要
- 公開・非公開でシェア
- 受信トレイに統合
- 写真と親和
- 利用中のサイトと接続
- リアルタイムに更新
- 良いものだけ
というような事になっていて、私の役がヘタクソなのもありますがこれではさっぱり何のことだかわかりませんね。
既存のサービスで一番近いのはFriendFeedなのかと思いますが、大ざっぱにいうとTwitterの140文字という制限を取り払うどころか写真や動画も投稿できるようにして、さらにTwitterやFlickr、各種ブログやGoogle Readerの共有フィードなどなども一緒に取り込んでしまい、そしてそれぞれの「バズ」に対してコメントを付けられるようにしたもののようです。このバズやコメントは「フォロー」している人同士で共有されるので、これらを介して新しいコミュニケーションが生まれるということです。
また、このフォローの相手もGoogleの各種サービスの間で共有されるので、誰かをフォローするとGmailの連絡先やGoogle Readerにも自動的に現れるようです。これは様々なサービスを展開しているGoogleならではと言えるでしょう。Gmailのメールを主に利用している人はここに統合されたことでさらに便利になることでしょうが、今のところGoogle Appsには展開されていないようなのでAppsのサービスをメインで利用している私はGmailも開いておかなければならないようになってしまいました。早いうちにAppsの方でもBuzzが利用出来るようになるといいのですが。
しかしこのBuzzはTwitterにとって変わることができるのでしょうか。残念なのはTwitterに投稿した内容はBuzzの方にも自動的に取り込むことができるものの、その逆は叶わないということです。Buzzの方に投稿したメッセージがTwitterの140文字制限に引っかかってしまうこともあるでしょうし、写真や画像のリンクを自動的に展開するということも技術的には可能でも字数制限の中では難しいものでしょうから仕方ないことなのですが、結局Twitterはこれまで通り利用していくことになってしまいます。まあそれはそれで良いのでしょうか。
ちなみにBuzzはiPhoneやAndroidでもすでに利用出来るようになっていて、これらの端末では現在位置を送信することによって近くにいる人を一覧やGoogle Maps上に表示することができたりして、より高度なコミュニケーションを取ることが出来そうです。まあ自分がどこにいるのかがバレると困るという場合もあるでしょうから、下手にアクセス出来ないかもしれませんが…
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