コーヒー豆どうせ飲むならちょっとした心がけだけでグッと美味しく。

つい先ほどWikipediaを見ていて「私の頭痛の原因はカフェイン中毒なのではないか」とハッとしてしまった私は大のコーヒー好きで、しょっちゅうコーヒーばかり飲んでいるのですが、最近どうも自分で淹れるコーヒーが美味しくて困っています。いえ、もちろんそんな困っているわけはないのですが、それほど特別なことをしているわけでもないのにちょっとしたことの積み重ねで自分の好みに一番あったコーヒーを淹れることができるようになってしまったようなのです。もちろんプロに敵うわけはないのでしょうが、私の好みを熟知しているプロは今のところいないはずです。

ということでふと思い立ってしまったので、偉そうにその「ちょっとしたことの積み重ね」を勝手に10箇条にして列挙してみたいと思います。

  1. 豆を選ぶ。高級な豆より好みの豆を。
  2. 豆で買う。直ぐに飲むなら挽いてもらってもいいが、あっという間に酸化して味が落ちて行くので、できるだけ自宅で挽きたい。その方が挽き方も好みに合わせられるはず。
  3. 淹れ方はペーパードリップ。ゴミは増えるようだが処理は容易でコストもわずか。エスプレッソもたまにはいいが、一言で言えば「大袈裟」。
  4. お湯の温度は90℃強。ぬるいのはもちろん、グラグラに沸騰したのもいい結果にはならない。
  5. ドリップは蒸らしが肝心。全体を湿らせて30秒待つ。これが後で大きな差に。
  6. 後は土手を崩さぬようまんべんなく湯を注ぎ、最後まで落ちきってしまう前に上げる。最後には雑味が浮いているので、惜しまず捨てること。
  7. コーヒーはお気に入りのカップに注ぐ。あくまで嗜好品なのだから、そういう気分も大切な要素なので手は抜かない。
  8. 出来たコーヒーは酸化が進む前に飲み切ること。せっかくの美味しいコーヒーは美味しいうちに
  9. そして何より大事なことは、体調のいい時に飲むこと。病み上がりで飲むコーヒーはどうも美味しくないし、逆にコーヒーの味で自分の体調までわかるもの。
  10. 愛する人や気の合う友人と飲む、というのは?と思うかもしれないが、それではコーヒーが脇役になってしまうので、ここではあえて一人で。もちろんそういう楽しいひとときは否定しないけれど。

大したことはありませんね。当たり前のことばかりなので誰でもすぐに、ちょっとずつでも実践できるはずです。もちろんこれ以外にもコツや作法はいくつもあるはずで、コーヒー通の方は「これを忘れるとは」と思うようなこともあるのではないかと思いますが、そういう場合はコメントなどで教えていただけると幸いです。

まあ実際どれもこれも何かの受け売りのようなことばかりで、全てを自分で編み出したわけではないのですが、自宅でコーヒーを飲まれる方は試してみてください。私にとってはやはりセラミックコーヒーミルを購入したのが一番大きかったと思いますが。