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TWICE

我ながらちょっと意外。

おそらく音楽的な好みが決まるであろう中学生時代をイギリスで過ごした影響が大きいのだと思いますが、私はいわゆる邦楽もほとんど聴かず、英米の音楽を中心に聴いているのでK-Popには一切興味を持たずに来ました。ただPSYの江南スタイルくらいはアメリカでも爆発的に売れていたので私も知っていますが、それ以外は本当に知りません。まあそんなことは強く主張する必要もないのですが、そんな私が、日本のアイドルや女優にもほとんど関心を持たない私が、なぜか急に気になってしまったのがTWICEです。

1ヶ月ほど前に急にテレビ各局が「TTポーズが話題」と言い出して紹介していたので多くの方がご存知だと思いますが、TWICEというのは韓国人5人、日本人3人、台湾人1人の9人組ガールズユニットです。韓国では2015年10月にデビューしていましたが、今年6月28日に日本デビューとのことなので、急に露出するようになったのはその準備のための第1弾ということで仕掛けられたものだったのでしょうか。

実は私はテレビで見るようになるちょっと前に、次男が学校で聴いて気に入ったというのを聞いて、YouTubeで「TT」を試しに聞いていました。その「TT」はキャッチーでポップな曲で、歌詞は韓国語の中に英語のフレーズが入るような感じなのでもちろん意味はわからないのですが、それでも可愛らしく楽しく、なんとなくまた聴いてしまいたくなるような感じでした。

そしてそのうちPV以外にYouTubeで見ることができる動画を漁るようになったのですが、特に気になってしまったのが日本人メンバーの一人、モモこと平井ももです。京都府京田辺市出身の彼女は3歳からダンスを習っていたらしくTWICEの中でもパフォーマンス担当として「ダンスならモモ」という感じになっているようです。私が何に惹かれてしまったかといえば、20歳にしては幼すぎるようにも見えるものの、ちょっとたどたどしく、若干舌足らずに韓国語を喋る姿かもしれません。でも、テレビなどで喋れるほどに外国語を習得するというのは並大抵のことではありませんよね。それだけでも日本人メンバー3人は応援したくもなるというものです。ちなみにモモの他の2人も大阪と兵庫の出身で、揃って関西出身というのも親近感が湧いたりしています。

ということで、「TT」の動画再生回数がピコ太郎を超えたとか、TTポーズとかはどうでもいいことで、彼女らにはちょっと頑張って欲しいと思っているのですが、マスコミに無理やり持ち上げられたせいでデビュー前にすでに飽きられてしまっていないかがやや心配です。この記事もすでに今更感が漂っていて、どうしようかと思っていたくらいなのですが…

北朝鮮の「人工衛星」打ち上げ

「いいか、落とすなよ、絶対に落とすなよ!」

先週末頃から喉の痛みを感じ、風邪の兆候に戦々恐々としていた私ですが、ついに昨日はあまりの頭痛に耐えきれず、一日寝て過ごしてしまいました。しかし、そんな状態でもやはり気になってしまうのは、北朝鮮が発射を予告している「人工衛星」を打ち上げるというロケットです。私が寝ている間に何かが起こって、知らないうちに戦争が始まっていたなどということは考えたくありません。昨日は結局発射されずに終わったようですが、予告期間は4月8日までなので、予断を許さない状況は続いています。

マスコミの報道のせいでぼやけてしまっているところですが、今回発射されようとしているものが北朝鮮の言うように平和利用のためのロケットなのか、あるいは軍事目的のロケットであるのかということは、先端部に搭載されているものが人工衛星であるか弾頭であるかという違いでしかなく、ロケット本体を目的の場所へ到達させるための技術には大きな違いがありません。したがって、そのどちらであるかということは本来どうでもいい話です。

では何が問題なのかというと、北朝鮮が何らかの飛翔体を無許可で日本の領空を通過させようとしていることです。それが民間人を乗せた航空機でしかないのであれば許可を与えることもやぶさかではないでしょうが、未だ技術の確立していないロケットということであれば、日本の領空にいる間にどんなトラブルに見舞われるかもわからず、未使用の燃料が残ったままの状態で日本の領土に墜落でもしようものなら大惨事になりかねません。

また、ロケットの1段目が日本海、2段目が太平洋という、日本の東北地方をまたぐ海域に落下する予定と通告されていますが、これも何かちょっとした間違いでもあればタイミングがずれるなどして東北地方に落下してしまう可能性があります。日本ではこれに備えてパトリオットミサイル(PAC3)などによる迎撃態勢を整えているわけですが、本当に人工衛星の打ち上げなのであればロケット本体にパトリオットミサイルが届くこともないでしょうから、北朝鮮が心配することもないはずです。

しかし、私が最も恐れているのは、北朝鮮の発射するものがミサイルであってそれが日本に着弾することでもなければ、北朝鮮の発射したロケットを自衛隊が誤って撃墜してしまうことでもなく、北朝鮮が自ら日本の上空でミサイルを自爆させるなどして「日本に撃墜された」と濡れ衣を着せ、無理やり開戦に持ち込まれてしまうことです。今の北朝鮮の切羽詰まった状況からして本当にやりかねないのではないでしょうか。当然、日本側でもそういった状況を想定して何らかのシナリオを描いてくれていることと思いますが、国民は黙って見ているほかないのでしょうか…

『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ

どっちもどっち

先日読んだ「マンガ嫌韓流」は嫌韓厨のバイブル的存在なのかと思われますが、やはり一方の主張のみを聞いているだけでは本当のことは見えてきません。どうして日本と韓国がいがみ合っているように見えるのか、なぜ日本は韓国と中国にだけ「謝罪と賠償」を求められ続けているのかを知りたいと言うことで、こんどは「嫌韓流」への反論をまとめたとされている「『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ―まじめな反論 不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を!対話と協力で平和を!!」という本を読んでみることにしました。

『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ―まじめな反論 不毛な「嫌韓」「反日」に終止符を!対話と協力で平和を!!
原著:朴 一コモンズ (2006/05)ISBN/ASIN:4861870232
Amazon.co.jp で詳細を見る

在日コリアンを中心とする10人が、嫌韓流の各章を分担してその内容についての反論を繰り広げるという形になっています。それぞれの部分ではマンガのカットがいくつか引用されたりして、具体的な内容を取り上げてそれを否定するような説明を行っているのですが、あらかじめ予想されていたことではあるものの、あくまで韓国人側から見てこれまでにも繰り返されてきた主張を述べているに過ぎず、どうにも一方的な解釈に基づくものばかりです。

結局「嫌韓流」をいちいちあげつらって批判しているだけで感情的な主張になってしまっているので、残念ながら嫌韓流の内容を信じてしまっている人の耳には全く入らないのではないかと思われます。やはり本当に必要なのは全くの第三者的な立場の人に客観的な事実のみを伝えてもらうことで、互いの主張を繰り返すだけでは対立を解消することには全く繋がらないのではないでしょうか。

ということで、韓国人側の主張を知る上では興味深く読むことができたのですが、実は今回どうしても気になってしまったのは全く別の次元のことでした。この本は地元の図書館で借りてきて読んでいたのですが、読み始めてちょっと驚いたのは「書き込み」が酷いということでした。これまでにも傍線が引かれていたりすることはごくたまにあって残念な気持ちになったものですが、今度はそんなレベルではありません。はっきりと「意見」を書き込んでしまっているのです。

その頻度は平均すれば数ページごとに一言といったところですが、酷いところではページの三方が書き込みで埋まってしまっていたり、巻末には

しょせんは売れた本の尻馬にのって都合の良い反論ばかり

とまとめまで書かれています。ここまではっきりと書かれてしまっていると、あとから読んでいる私もこの人の主張が気になってしまい、影響を受けてしまうのは避けがたいような状態でした。

私自身は自分の買った本でも書き込みはおろか、折り目が付くのも嫌いで家族にはうるさがられていたりするのですが、こうして公共の図書館の本に対してこんな書き込みをしてしまう人の気持ちはさっぱりわかりません。書物に対する意識がどうという問題以前に、公共の財産を私物化しているということになりますから、どう弁明しても正当化することはできないはずです。もう二度とこういうことはしないで欲しいものですが、それはこんなところに書いても通じるはずがありませんね…とりあえず返却するときには司書の人に一言伝えるつもりですが、せめてもの救いは鉛筆書きなので消しゴムで消すことができるということくらいでしょうか。