東日本の人にはわからない感覚かもしれませんが、最近しばらくお好み焼きを食べていないので久しぶりに食べたいなあと思っていました。でもランチに食べに行く感じではないように思っていたのですが、昨日ふと「カキオコが食べたい」と思ってしまったので、今日のランチは久しぶりに車で出掛けて日生(ひなせ)まで行って、カキオコを食べてきました。

岡山県備前市日生町では町おこしのためにカキオコで町を盛り上げる「日生カキオコまちづくりの会」なるものを立ち上げていて、その前身は2002年から活動されているとのことで、なかなか長い歴史を持っているようです。とはいえ町内でカキオコを提供しているすべてのお店が入会しているものではないようで、今回行ってみた「マぁー子」というお店は日生カキお好み焼きマップ23-24にも載っていません。そもそも「カキオコ」というのは備前東商工会の登録商標とのことで、そういえばマぁー子さんのメニューではあくまで「かき入りお好み焼き」という表記でした。

それはさておき、マぁー子さんを選んだのはGoogle Mapでの評価が高かったから、ということになりますが、本土から橋を2つ渡った頭島という島の入口にあり、そこまでの橋からの眺めもきれいです。11時すぎに到着したときには駐車場も一杯で、座席も鉄板を囲む8席ほどしかないので、最初に名前と注文を伝えてから1時間ほど待つことになりましたが、座ってからは間もなくできたてのお好み焼きが提供されます。

カキオコといえばやっぱりお好み焼きに載ったぷりっぷりのカキですが、今回はたっぷり食べたかったのでかき増量でいただきました。プラス250円でこれでもかと載ってくるので最後まで甘みのある美味しい牡蠣が堪能できて幸せです。数えませんでしたが、合計15粒ほどあったのではないでしょうか。カキオコについては6年前にも書いていましたが、今回のマぁー子さんのカキオコはこのときのものより満足感が高かったと思います。

なお、カキオコ自体は通年いただけますが、生のカキが使われるのは冬の間だけで、それ以外の季節は冷凍のカキになります。やはり生と冷凍では匂いから違うとのことなので、せっかくなら生の美味しいものをいただきたいものです。